limおバカ→∞ -110ページ目

ふんだりけったりヘコんだり。





来たる10月21日ポチャの誕生日である。



昨年の彼の誕生日には、肩掛けのバッグをプレゼントした。



勉強用にも遊びに行くときにもいつも同じトートバッグを使っていたのを見かねたからそれにしたのだ。






そして今年5月の俺の誕生日。












ポチャは何もくれなかった_| ̄|〇






ほんと、そういう心配りに関してはダメ男なのだ、やつは。






ハイジ  『もう絶対今年の誕生日は何もやらねぇヾ(。`Д´。)ノ






ポチャにはそうは言ったものの、一年に一度の大切な日だし、


ポチャの手助けがなければ俺は英語以外何の単位も自力では取れなかったわけで・・・。






仕方ねぇ、何か買ってやるか。






ハイジ  『なぁ、メェポチャの誕生日何買うと?』






メェ  『・・・ダイエットペプシ。』






ギャグだな、おい。






そこで俺がプレゼントの候補として考えたのは・・・






数学用語の英和辞書である。






俺んとこのゼミと同じく、ポチャのとこのゼミでも英語の教科書を使用している。


数学用語とかも全て英語で書いてあるし、


普通の辞書で引いても数学用語として適切な訳は見つからないので、数学用語用の英和辞書が必要なのだ。






メェ  『それマジでベストチョイスやね!』






だが買う前に、ポチャがすでに英和辞書を所持している可能性があるため、俺は水曜にさぐりを入れた。






ハイジ  『ねぇ、ポチャのゼミで使ってるテキスト見せて~。』



ポチャ  『いいよ、コレ。』



ハイジ  『これ全部数学用語とかも英語やろ? 数学用語用の辞書使っとーと??



ポチャ  『はっ・・そんなもん使わんでも読めるし。






クソ可愛げのないぽっちゃり系め。






しかしとりあえずポチャがブツを所持していないことだけは判明した。


あいつは大学院にまで進むし、院に行けば英語で論文も書かなきゃならんだろうし、あって困るものでもあるまい。






俺はその日のうちに天神に出かけ、ジュンク堂という大手本屋で辞書を購入した。



おそらくポチャは俺から何かもらえるなんて毛の先ほども期待していないだろう。



そう考えると少しウキウキしてくるのだった。













そして昨日(木曜)、塾から帰宅途中の俺のポケットが震えた。


ハイジ  『ん? メール?』






大学の友人からメールだ。


開いてみると・・・













  ”ポチャ昨日(水曜)、数学用語用の辞書買ったらしいよ。”






あのバカ何で買っちゃってんのー∑( ̄Д ̄;)!!






ハイジの返信  ”え・・・俺昨日もう辞書買ったんだけど・・・。”






それに対し友人の返信。






  ”え・・あ・・・さっきのメール見なかったことにして・・・。






出来るかボケぃΣ(~∀~||;)!!






まさかのオチ。


しかし友人の勘違いという奇跡を信じて俺は今日ポチャに確認をとった。






ハイジ  『なぁ、水曜に辞書買ったっちゃろ?』



ポチャ  『うん、何で知っとると?』



ハイジ  『どこで買ったん?』



ポチャ  『・・・天神のジュンク堂。   あのメェが持ってる白いカバーの辞書買った。』



ハイジ  『へぇ・・・。いいもの買ったよ、それ。 すんごくいい買い物したね。』



ポチャ  『はぁ? どういう意味??






ポチャの言った白いカバーの辞書







・・・俺が買ったのもその辞書だった






つまり・・・だ。






俺とポチャ

同じ日同じ店同じ物を買ったということだ。






てめぇは俺の双子の兄弟か∑( ̄皿 ̄;;






こうして俺は宣言通り、誕生日にポチャに何もやらないことが決定したのであった・・・。






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