主導権は我が手にあらず。
あやめ 『絶対そうやん。 わっさーはウチに気があるに違いないけん。』
ハイジ 『・・・そうなの、わっさー?』
わっさー 『・・・お前頭おかしいっちゃないと・・・』
あやめ 『なんでそんなこと言うんよ!!
わっさーの頭の方がモサモサでおかしいし!!』
ハイジ 『頭おかしいってそういう意味じゃないだろ・・・( ̄д ̄;)』
あやめ 『でもそんなこと言いながらわっさー去年のバレンタインデー、ウチにチョコくれたけんね~~。』
ハイジ 『何故わっさーからあやめになのかは置いといて・・・
マジなの、わっさー?』
わっさー 『・・・レジで順番待ちしてたら、いつの間にかカゴの中にチョコレート入れられてた。』
ハイジ 『・・・うん。 もうお前それ詐欺だ詐欺。』
あやめ 『でもちゃんとお返ししたけん。 ポッキー3本。』
不釣り合いな気がするのは俺だけでしょうか・・・。
そんなあやめ。 塾・学校での成績が不振だったためか・・・
あやめ 『先週勝手にウチのババァが家庭教師雇ったけんね、九大生の。』
ハイジ 『母親のことババァとか言うなよお前は・・・(=_=;』
あやめ 『しかも教える教科数学やけんね。 数学とかハイジで十分やし。』
ハイジ 『ハイジ先生ね。 言っとくけどお前Bクラスだから数学俺担当じゃないからね( ´_ゝ`)?』
あやめ 『しかも教え方バリ下手いと!! (←軽く俺の発言無視)
「ここがこうなるのは当たり前として、ここが比例定数3になるのはもちろん分かるよね?」
・・・みたいな。 そんな教え方で分かるかってね!!』
かわいそうに・・・。 その九大生もまさかここまであふぉだとは予想だにしなかったのだろう。
あやめ 『やけんその日のうちに言ってやったけんね。
「ハイジの方が分かりやすいけんお前とかいらん」って。』
初日から暴言吐いちゃったー∑( ̄☐ ̄;)!!
ハイジ 『・・・お前その人俺のこと知らんのに・・・(;-_-)
んで最近はその人の教え方で分かるようになってきたと?』
あやめ 『え、知らん。
その日から来んくなった。』
わずか1ラウンドであやめのKO勝ち・・・orz
ハイジ 『お前さ・・・。 そげんことしたらオカンに怒られたやろうに・・・。』
あやめ 『そんなの関係ねぇ。
だってウチにはハイジがおるもんね~~♪』
ハイジ 『お前は俺の彼女か(=_=;』
あやめ 『ウチ最近マジやる気になっとーけんしっかり教えてよ!!』
確かに最近あやめは勉強(ってか数学だけ)に対して非常に熱心に取り組んでいる。
宿題の分からないところは必ず聞きにくるし、毎日やっている計算問題の小テストも一問でも間違えたら必ず質問に来る。
そのために毎日塾は自主的に居残りをして勉強して帰るのだ。
ハイジ 『確かに最近お前頑張ってるよな。 階段で転んだか( ´_ゝ`)?』
あやめ 『違うとって~~♪ これ見て☆』
ハイジ 『・・・塾内で携帯出したら没収だぞ( ̄ε ̄)』
あやめ 『ハイジはそんな悪いやつじゃないってウチは信じとるもん。』
ハイジ 『(´~`;)』
あやめ 『ほら!このメール! 長谷川先輩から来たとって~~♪』
長谷川先輩ってのはあやめが今メールしている男子高校生。
長谷川 ”絶対〇〇高校合格してね☆ 俺、応援してるよ。
あやめちゃんからいい報告が来るのを待ってるからね☆”
あやめ 『ウチマジ絶対死に物狂いで合格してやるけん!!』
動機めっちゃ不純ーっ( ̄д ̄;)
俺が今までどんなに話してもやる気出さんかったクセに・・・orz
あやめ 『やけんハイジ先生数学教えてね☆』
ハイジ 『・・・何度も言うが俺はお前の担当じゃねぇ。 お前の担当はマサキ先生で・・・
あやめ 『ねぇ昨日の1リットルの涙の再放送観た? ウチマジ泣いたーー!』
俺の話を聞けや∑( ̄皿 ̄;;
完全にあやめの尻にしかれているダメ塾講師なのだった・・・。
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