実は耳ダンボ。
ハイジ 『・・・わかるだろ?
そいつがオモチャじゃないってことくらい。
そんなもん持ってて何になる?ん? お前には何の得にもならんだろうが。
ほら、怒ったりしないから、な?
さぁリオ、
俺の財布返せバカタレが( ´_ゝ`)』
ものの見事に俺の尻ポケットから財布をスッたリオ。
何らかの特殊な訓練を受けたかのような手際のよさ。
やっこ 『うわーハイジ先生めっちゃ若ーい!』
やっこが俺の大学の学生証を見ているのを発見し、
同時にリオに財布を盗まれたことが発覚したのである。
そして取り返そうと追いかけまわし、壁ぎわまで追い込んだのだが・・・
リオ 『やだね。 返して欲しけりゃ中身をよこしな。』
ハイジ 『あふぉかお前わ。
何が悲しゅうて必死こいて働いて得た給料を生徒に還元せないかんのだ(-_\)
いいから大人しく返せ。 今なら許してやるから。』
リオ 『やなこった。 パンナコッタ。 キャハハハwww』
ハイジ 『お前が男ならぶっとばしてんぞこんにゃろ( ̄д ̄;)
いいからさっさと・・・』
やっこ 『リオ! パーッス☆』
リオ 『やっこパッス!』
ハイジ 『おい投げんな(°Д°;!!』
パシッ!
やっこ 『・・・ナイスキャッチサエww』
サエ 『・・・もうやめなよ、返してやり。』
サエ姉さんカッコいいっす。゚(゚´∀`゚)゚。
かくしてサエのおかげで財布を回収できましたとさ、チャンチャン。
その後俺は新規生の声掛けに。
夏期講座だけでやめてしまう子も多いので、夏以降もうちの塾を続けるようにと声をかけて回るのも塾講師のつとめ。
ハイジ 『そっか。じゃあ真奈美自身は夏期以降も塾続けていきたい気持ちはあるんだな。
親に頼んでみたら? 亜紀とかも誘って一緒に続けようって言ってみればいい。
お前も亜紀も真面目だからこのままやってけばCクラスにも入れると俺は思うし、それに・・・』
リオ 『はいじス!!
ウチの友達くどかんでよッ!!』
真奈美 『www』
ハイジ 『くどかねぇよ∑( ̄□ ̄;)!!
…リオはまだ宿題が終わってないだろうが・・・。 早くやって持って来い(=_=;』
・・・と言われたにも関わらず宿題なんてほっぽり出してやっことサエと話始めるリオ。
全くこいつだけわ・・・(((((((ーー;)
再び新規生の声掛けを続ける俺。
ハイジ 『のぞむ。 どうだ、塾は? もう慣れただろ?
夏休みから後はどうするつもりでいるんだ? 続けるんだろ?
お前はあんま勉強好きじゃないだろうし、もし塾辞めて家で自分で勉強する自信がないならこのまま塾で・・・』
・・・といった話をしていると向こうでリオたちが話している声が聞こえてくる。
リオ 『ねぇ。 はいじスが彼氏やったら絶対よくない? 絶対おもろいよ。』
・・・ふん。 大学生が中学生なんか彼女にするわけがないだろう。
・・・・・・・・・・んでやっこたちはどう答える・・・??
やっこ 『えー 絶対ないやろー。』
やっこ即答(;一_一)
のぞむ 『・・・ってうちの母さんは言うんですけど、先生はどう思いますか?』
ハイジ 『・・・ん? あーごめん。 何の話だっけ・・・?』
いかんいかん。 ちゃんと新規の子が継続するよう仕向けなければ。
ハイジ 『まぁお母さんがそういうのも無理はないけどね。 お父さんはどう言ってるの?
やっぱお前を私立にはいかせたくないって?』
のぞむ 『ううん、 父さんは母さんと違って受験のときに・・・』
リオ 『ねぇサエ? はいじスみたいな人が彼氏やったらいいと思わん?
思うよね??』
うちの校舎の現NO.1美少女サエの回答は…!?
聞こえてないフリをしながら全力で聞き入る21歳。
サエ 『やだ。』
「やだ」ってうぉい(°Д°;!!
リオ 『www』
サエ 『何、 リオはハイジ先生好きなの?』
やっこ 『えッ!? そうやったと(°Д°;!??』
ハイジ (え・・・まさか・・・リオ・・・)
リオ 『ウチら受験生よ? 恋愛は二の次でしょ。』
意外と真面目な意見orz
ハイジ 『・・・今までの数分の会話無駄じゃねぇかよ。
・・・あれ、のぞむ?』
ゴン太 『今トイレ行ったよ。』
ハイジ 『・・・そうですか(=_=;』
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