こんばんは
更新が遅くなりましたが
土日に面接授業を受けてきたので
内容を報告してみようと思います
今回は1年半ぶりの和歌山学習センター
これで4回目の面接授業になりますが
過去の3回の面接授業のいずれも数学ではなく
『シミュレーションによる天文学入門』(2016年1学期)自然と環境
『ウェブプログラミング技術』(2016年2学期)情報
『日本語教育を学ぶ』(2018年1学期)外国語
と分野もバラバラでした
そして今回は『日本庭園の歴史』
最近の放送授業では○○コースと△△コースの
「共用科目」というのが多くありますが
これは混じりっけなしの人間と文化コースです
定員は30名で登録は29名でした
初日は全員参加されていたようです
1日目
1時間目は飛鳥・奈良時代の庭園について
授業ではたくさんの写真を見せていただきながら
講義は進んでいくんですがこの時代は
庭園というより完全に遺跡を見ている感じでした
この頃の池は正方形が多かったようで
いまでいうプールや銭湯のような感じでしたね
これぞ日本庭園ができたのは奈良時代のようで
このときに曲線的な池ができたみたいです
2時間目は平安時代の庭園について
この授業の最後の時間に出たレポート課題は
「日本で宗教施設である寺院に造形性豊かな
庭園が多く営まれるのはなぜか」
だったんですがその答えはこの時間にあり
神泉苑や嵯峨院や平等院が紹介されていて
少し知識を得たいま観光すれば
これまでとは違う視点で楽しめるかもしれません
3時間目は鎌倉・室町時代の庭園について
この頃から園池を主な建物の裏に配置する様式が
広まっていったのだとか
ここでも京都の西芳寺や天龍寺が紹介され
夢窓疎石という方の話がたくさんありました
また詳しくない私などはつい金閣や銀閣を
室町時代の庭園として思い浮かべるんですが
これは江戸時代になってから大改修しており
義満や義政の時代のものとは違うとのことでした
4時間目は安土桃山・江戸時代の庭園について
日本庭園では大きな池と緑豊かな風景でしたが
千利休らによって露地という茶庭ができてきた時代
飛石・石燈籠・蹲踞(くつばい)の3点セットを
おさえておくことが大切みたいですね
江戸時代からは栗林公園や日本三大庭園など
私も行ったことがあるところが紹介されていました
2日目
朝は養翠園(和歌山市にある日本庭園)に現地集合し
昨日勉強したことを復習しつつフィールドワーク
ときどき放送大学の紹介番組で
面接授業で寺院を回ったりしている様子が映され
魅力を語っているシーンがありますが
まさにそんな感じのフィールドワークでした
何度かカメラが来てないか確認したくらい
気温も暑くも寒くもなくて最高のタイミングでした
みなさん写真バシバシ撮ってました
一番いいところでは集合写真も撮ったり
フィールドワークは11時半すぎに終わりましたが
そこから14時までは休憩ということで現地解散
私は歩いて学習センターまで戻りました
7時間目は近代の庭園について
西洋の影響を受けてどのように変化があったかとか
重森三玲の作庭や足立美術館について解説がありました
ただフィールドワークで体を動かして
なおかつお昼休みが長かったせいか
寝ている人が大量にいてそっちが気になりました
8時間目は外国の庭園についてとレポート課題
主に西洋の歴史的な庭園と東アジアの庭園について
簡単に説明がありました
最後の45分くらいはレポートを書く時間
想定していた課題内容だったので
わりと苦労することなくすぐに書けました
他の方が終わるのを少し待っていたんですが
まだ時間がかかりそうな方が多かったので
2番目に退出してすぐに岐路につきました
今後旅行をして日本庭園を見てまわるときに
絶対に役立つ内容盛りだくさんの2日間でした