今学期の大本命が終わりましたおねがい

作戦上は第3希望で応募しましたが

実際には一番受けたかった面接授業ですラブラブ

 

福山サテライトスペースは初めてですバス

というか福山市に訪れたのが初めてです笑い泣き

 

学習センターは大きな図書館の中にあって

とにかく建物も景色もきれいやしの木

建物の周りには池があって

4階から眺める庭(公園)に癒されます照れ

なので今回は景色の写真が多めですカメラ

上差しここは屋上庭園で喫煙スペースですが

朝早くで誰もいなかったので記念写真ニコニコ

 

さて私が受けた面接授業は

『連分数入門』

ちなみに上の写真は2日目の教室の前で

1日目はサテライトスペース(3階)横の部屋で

2日目が4階の小会議室3でした口笛

21人の登録で20人の参加だったようですランドセル

 

1時間目は有理数と循環小数のはなし

循環小数⇔有理数といった基本的な内容や

0.999… = 1 という有名な話題でしたほっこり

142857×1 = 142857

142857×2 = 285714

142857×3 = 428571

142857×4 = 571428

142857×5 = 714285

142857×6 = 857142

と …→1→4→2→8→5→7→… で

数字がグルグル回る数遊びも出ましたキラキラ

このような数遊びができる数が無数にあるかは

未解決問題であることも紹介されましたOK

先生は詳しい解説をしませんでしたが

私はこの問題の本質に気づいたのでひらめき電球

※ 素数 p の既約剰余類群 (Z/pZ)* で

※ 10 を原始根とする p が無数に存在するか

休み時間に先生のところにいって

理解に間違いがないか確認しましたグッド!

 

2時間目は連分数を使って有理数を見破る回

例えば 0.333… は 1/3 と誰でもわかるけど

0.30882352… という数が分母分子

それぞれが2桁の整数である有理数ということは

わかっている条件で見破る練習をしました照れ

ちなみに上の数字は 21/68 です目

そのほかに 10/89 を小数で表すと

0.112359550… がフィボナッチ数になるとか

一般にリュカ数列を並べた小数であっても

分母は 89 になることが証明されましたクラッカー

 

3時間目は暦と連分数について

2時間目に続いていろんな小数が並ぶ数を

うまく作る方法が紹介されました上差し

話題は変わってうるう年のルールについて

1 原則として西暦が4の倍数のときはうるう年

2 ただし西暦が100の倍数のときは平年

3 ただし西暦が400の倍数のときはうるう年

はお馴染みだけどこの方法は

1年を365.2425日として計算していますあせる

実際には365.24219…日であるため

連分数を使ってうまく新ルールをつくれば

1 原則として西暦が4の倍数のときはうるう年

2 ただし西暦が128の倍数のときは平年

とした方が精度は50倍以上になるし

例外も1つで済むよという話題でしたニコニコ

 

4時間目は無理数と黄金比について

今度は無理数を見破ろうという話題で

出発前に私がブログで書いた問題などを

2次方程式にして解いてみました!

参加している方の中には2次方程式の

解の公式がわからない人もいたので

バビロニアの数学での解法が紹介されたり

黄金比が最近まで「美しい数」のように

扱われることはなかった話がされましたコインたち

 

5時間目は連分数の精度の高さの紹介

ある値を連分数を使って近似すると

すごく精度が高いことが証明されましたおねがい

この時間だけは結構数学的な内容で

私の近くに座っていた地元の方は

履修する科目を間違えたと嘆いてましたショック

普通は線形代数の知識を使って示すことを

こんなに平易に解説できるんだと

私は感心しきりの内容だったんですけどね汗

 

6時間目は黄金比の近似精度とテスト

前の時間の事実から黄金比が有理数で

最も近似しにくい数だと紹介されましたニコ

そしてテストが行われましたメモ

1問目は有理数の特定

2問目は無理数の特定

3問目は√3の近似精度を検証する

でしたが1問目が一番難しい(面倒な)

問題だったので多くの人が苦戦してましたあせる

 

7時間目は葉序の観察とフェルマーについて

パソコンを使っていろんな数字(回転数)で

葉っぱの模様のでき方を見ましたクローバー

そこで黄金比が最も精度が悪いために

逆に葉っぱの模様には一番向いていることを

実際にシミュレーションを見て確認しましたビックリマーク

何か見たい数字はありませんかはてなマーク

先生がみんなに投げかけたので私はすぐに

π^4 (円周率の4乗) を提案しましたチョキ

これは 97+9/22 にとても近い値なので

おもしろい葉っぱの形ができるはずで

授業の進行に貢献できたと思いますニヤリ

フェルマーの問題 x^2 - 61y^2 = 1 の

解を求める方法も紹介されましたガーン

 

8時間目は打率遊びと音階について

最後の時間では打率3割3分4厘のとき

最小で何打数必要か連分数で解きましたメモ

ちなみに答えは287打数だけど

これは解き方知らないと解けないなぁガーン

残りの時間で音階についての解説音譜

連分数を使って音階を分析すると

いまの12音階ではなく53音階が

より良いという結論で終わりましたポーン

 

本当に楽しい2日間でしたラブラブ

先生ともたくさんお話ができたし

いろんな場面で授業に貢献しましたパー

 

福山サテライトスペースには

ぜひまた訪れたいと思います完了