金曜日から高松におじゃまして2泊3日
基盤科目の『折り紙の数理と科学』に参加しました
ホテルから香川大学までは約1km
大学ってどこから入ればいいのかわかりにくい
とりあえず教育学部オシのところから入りました
地図では大学の真ん中あたりに学習センターがあったので
適当に歩いていたらちゃんと着きました
建物の一番上の7F・8Fが学習センターでした
大阪も岡山も建物の一番上の階にあります
9時前に着いてしまって人はほとんどいない
私はどこの学習センターに行ってもまず
どんなサークルが活動しているか確認しています
英語・韓国語・中国語と語学サークルが目立ちます
8Fから北側を臨むと海も見えてきれいでした
海に見える陸の部分はたぶん「女木島」かな
7Fが事務室や図書館や休憩室になっていて
8Fに全部の講義室があるいう仕組みでした
この日の面接授業は2つ開催されていて
もうひとつは向かいの教室で『心理学実験1』です
1日目
参加者は全部で35名(追加登録で1名増えた)で
私が数えた限りでは女性が21名と6割を占めてました
また参加者のうち22名が香川学習センターではない
学習センターに所属しているという情報もありました
1時間目の現代の折り紙の到達点についての紹介
まず最初は川崎先生の代名詞
「カワサキローズ」を披露していただきました
一同”感嘆”の一言でしたね
手前の作品がカワサキローズです
他の作品も川崎先生が作った箱
まずは素敵な作品をたくさん紹介するところから
今回の授業は始まりました
※ サングラスをかけたペンギン
私が今回の面接授業を通して最も苦戦したのは
1時間目の課題でした
上の完成したものを見て六角形の折り紙から
手順の解説なしにこれを完成させなさいというもの
冷静に考えれば手順を逆にたどればいいだけなのに
時間がなく焦ってしまってどツボにはまってパニック
25番目くらいにやっと完成しました
2時間目は本格的に折り紙の定理について
まずは有名な「伏見の定理」の紹介と簡易な証明
こういう内容になると私は落ち着きます
ときどきナンセンスな質問をする人がいるけど
この先生はあまりその受け答えが上手じゃない…
3時間目は折りたたみ可能な折り方について
折り紙を赤線で折ってたたもうとした場合には
①と④は山折りどうし(もしくは谷折りどうし)で
②と③は山折りと谷折りの組み合わせでないとダメ
といったことを見分ける方法などが解説されました
※ 私が作ったもの
観光地とかで簡単に開いたり閉じたりできる
地図の折り方が三浦折りですね
この辺から先生は終始キレ気味に説明してました
私は別の機会にも三浦折りをしたことあるけど
そのときもうまくできない人が続出していましたね
4時間目は三浦折りの続きと平織りに挑戦
最終的に三浦折りが完成した人は少数でした
手元に集中して先生の話が聞こえない人や
説明を最後まで聞かずに始めてしまう人…
ひとつひとつの操作(向きを変えるとか)が雑で
どこの作業をしているかわからなくなる人…
続いて「平織り」の実習です
※ 私が作ったもの
この作業は機械的でおもしろいものでした
これもできない人はたくさんいて大変でしたけど…
2日目
この日はいろんな折り鶴を折る実習ばかりでした
※ ひし形の紙で折ったもの 頭に比べて翼が大きい
※ はた形の紙で折ったもの 翼が歪んでいる
※ はた形の紙で折ったもの 右の翼が小さい
※ 長方形の紙で折ったもの 翼が永遠に続く
※ 普通の折り紙で折ったもの 尾が永遠に続く
※ 普通の折り紙で折ったもの 片方の翼が広がり続ける
こういったものを折り鶴が折れる条件を踏まえつつ
ひたすら折っていく作業でした
最後の授業ではテレビで放送された折り紙の話題と
シンプルな作品こそ芸術だみたな趣旨で
すごく簡単にできる楽しい折り紙おもちゃと
みんなで作って終了しました
思っていたより数学的な内容はなく…
ほとんどが折り紙を作る実習でしたが
2日間新しい発見がたくさんある良い機会でした
※ 2日目の学食