1月17日に発表された
『日本文化を伝える国際ボランティア・ガイド(基礎力)養成プラン』
の選択必修科目として認められる面接授業が
たったの1つしかないことについて
メールで厳しく質問してみました
少し回答に時間がかかるかなと思ったけど
速攻で回答が来ましたよぉ
(以下、回答内容は赤字 ※原文のまま)
本プランについては当初の想定以上に反響があり、
結果としてご不便をおかけする状況となっておりますこと、
大変申し訳ありません。
いえいえこちらこそ
まず前提として、本プランの面接授業科目については、
日本文化に関する放送授業科目(2019年度開講予定)が
開講されるまでの経過措置的な側面があります。
この放送授業科目は、認証の教育目標と社会的意義にあるとおり、
【外国人が興味をもつ武道や芸道を中心に】
日本文化を総論的に取り扱うものとなる見込みです。
また、この科目は選択必修科目であるため、選択科目の導入となる
基礎的な内容とすることを想定しています。
ですので、面接授業科目についても、
・武道や芸道を中心に日本文化を総論的に取り扱うもの
・選択科目の導入として基礎的な内容であるもの
という条件を満たすものを該当科目として取り扱うこととしています。
また、面接授業と放送授業の内容の統一性を確保するため、
放送授業を担当する専任教員に
面接授業を担当していただくようにしております。
なんかすごい情報が出てきた
面接授業は基本的に「経過措置」であること
内容は武道や芸道にこだわっていること
放送授業の担当も面接授業の先生であること
って、ちょっと待てぇい
回答内容の前半部分にある
【外国人が興味をもつ武道や芸道を中心に】
ってどれだけ間の文を省略して読んでいるんですか
このプランの正式な文書には
「外国人が関心をもつ武道や芸道を入口として、その背景にある
日本文化、特に日本語、地理、日本史、和歌、宗教などを中心に」
と書いているんですけど
さらに回答は続きます
(私の質問)
<質問1> なぜ1科目だけしかないのか
今回、このプランに該当するのは
『日本の芸道と武道の思想』だけでしたが
他の「日本文化に関する授業」に該当しそうなものが
含まれていないのはなぜでしょうか
このプランでいう「日本文化」とはとても狭義な意味での
日本文化のみを指しているのでしょうか
(回答)
日本文化についての各論的な科目は
複数開設されておりますが、先述の観点から、
『日本の芸道と武道の思想』を該当科目としております。
私も先述のとおりこの説明には納得してませんが
(私の質問)
<質問2> なぜ今後増やしていかないのか
さらに、今回発表された内容には
今後も各学期1~2科目と記載されていますが
どうしてそんなに少ないのでしょうか
このプランを修得しようとしている地方の方は
無理をして遠出して面接授業を受けるか
そうでなければ2019年に放送授業ができるまで
待てという考え方なのでしょうか
(回答)
2017年度第1学期の面接授業の応募状況次第では、
2学期以降の開設数増や、東北、中部、関西、九州など
全国各地での開設についても検討しております。
ただ、この科目は1名の教員が担当しているため、
地域によって2019年度の放送授業開講まで
お待たせすることになりますが、なるべく多くの受講機会を
設けるよう善処してまいります。
何気に中国地方を飛ばしたね
そしてなぜこの面接授業&担当講師にこだわる
(私の質問)
<質問3> 定員数を考慮しているか
このプランを現時点で修得しているすべての人が
ひとつの面接授業に集中することが考えられますが
定員数は45名と多くないです。
これでは登録申請をしても応募過多によって抽選で
落ちる人がたくさん出る可能性は十分に考えられます。
このような状況は考えているのでしょうか
同日に同じ学習センターで『姿勢と健康』がありますが
これは定員100名と非常に多いです。
しかし今期の当初では空きが32名出ていることからも
定員数を減らすことは可能であると思われます。
この科目と教室、定員数を逆にするなどの考察は
きちんとされているのでしょうか
(回答)
教室、定員数等については、当初の見込みをもとに、
他科目との兼ね合いも見て教員と学習センターでの
協議し決定しております。
開催する千葉学習センターに確認したところ、
「2017年度1学期の状況を見て2学期以降の対応を検討したい」
とのことですので、今しばしお待ちいただけますと幸いです。
こういう回答の仕方は何も考えてなかったって感じだね
さて、今後どんな対応をするのかな