放送大学のこと(だけ)を書いているブログとして
スルーしてはいけない気がするので
今日新しい学長が決まったようです
副学長だった來生新(きすぎ・しん)という人
まずはバーチャルキャンパスでの反応を見てみると…
〇「早速、退学の手続きをします。」
〇「新学長への学内関係者からのブーイング凄そう。」
〇「まさかの人事!放送大学ご退任かと思いきや!
仕事は、後任にしっかりと引き継ぎをするとおっしゃていましたが、
それは副学長としての仕事のことだったのですね。何かなぁ~。」
〇「来生新・新学長の間は、放送大学から学籍を抜きます。」
〇「面接授業を受けたことありますが・・あまりいい印象ではありませんでした。」
〇「私も面接授業受けましたが、印象良くないです。」
〇「市民生活と裁判を夏休みにみてましたが
来生副学長は、あんまりいいことなかったです」
〇「来生副学長には、授業であったことがありますが、
私も好印象は持てませんでしたね。」
〇「来生ゼミの後は、カラオケで懇親会というセンスのなさ。
下手な歌を聴かせたり、聴くよりも、一献傾けて語り合うのが、
ゼミじゃありませんか。」
〇「新学長は、法律学者としても、大学人としても、適格を欠くと考えます。」
とはっきりいって評判は悪いですね
そんな中でも最も深刻なイメージダウンを与えているのが
『日本美術史('14)』の単位認定試験の削除問題でのこと
新学長はこのとき以下のようなコメントをしています。
「学問や表現の自由には十分配慮しなければいけないが、
放送大学は一般の大学と違い、放送法を順守する義務がある。
試験問題も放送授業と一体のものと考えており、
今回は放送法に照らし公平さを欠くと判断して削除した」
ただ、その後の多くの反響のとおり、この解釈は誤り
放送大学の歴史の中でも大きな汚点となりました
この人は「放送法に照らし」とコメントしているけど
たぶん放送法の条文をちゃんと読んでいないと思う
この人が「放送法に照らし」ているのは
(第4条)
放送事業者は(略)放送番組の編集にあたつては、
次の各号の定めるところによらなければならない。
(略) 2 政治的に公平であること。(略)
という部分なんだけど「放送番組」というのは
(第2条29)
「放送番組」とは、放送をする事項の種類、内容、分量及び配列をいう。
と定められていますさらに「放送」とは
(第2条1)
「放送」とは、公衆によつて直接受信されることを目的とする
電気通信(かっこの中は略)の送信(かっこの中は略)をいう。
であり、単位認定試験は明らかに放送法の適用外です
※ これは総務省の見解でもあります
こんな人が新学長なんて…と思うばかりです