　あまりのあるわり算の文章題の練習をします。前日にも同じようなことをしましたが，式だけをかいていたり，設問に対する正しい答えになっていなかったりしたので，それに特化した練習をします。明確なめあて「正しい答え」を強調して始めました。
　いきなり３問を出して，全部やらせます。式と答えを必ず書くよう指示します。案の定，答えのかき方で迷っている人が何人かいます。時間は意外とかかりましたが，ほぼ全員ができてから答えの確認を行います。
　問題によって，商をそのまま答えにしてよい問題と，余りも入れなければならなくなり，商より１大きくなる問題もあります。また，余りもきちんと表現しなければいけない問題もあります。この３タイプの答え方を確認します。
　ここからは徹底練習です。この３タイプの問題をランダムに７問出題したプリントに取り組みます。その都度問題文からあまりの意味をきちんととらえ，それを切り捨てるのか切り上げるのかの判断をしていきます。
　さらに問題そのものにも「ハードル」を埋め込んでいます。大問題の中に小問２問に分かれているものを入れ，３つの情報の中から必要な情報を２つ選んで立式する問題があります。また，最後まで使わない情報がある「情報過多」の問題も入れておきました。
　これらの式や答えの確認を行い，教科書の練習題をして終了しました。教科書ではこれで終わりですが，もう１時間，活用の時間を入れたいと思います。

　

にほんブログ村

正しい答え方