　相学級の先生が，急な病気のため１週間ほど休むことになりました。学年主任である私は，１週間分の授業計画を組まなければならなくなりました。ほとんどが，動画を見たりプリントをしたりする学習になるのですが，同じ学年の先生が「補教」に入る場合は，国語や算数の授業を進めておくように計画しました。
　今の学校は学年４クラスなので，残り３人で国語と算数を分け合ってやることにしました。私は算数を２時間進めることにしました。

　「余りのあるわり算」の，等分除の場面や，余りと割る数の関係などを進めました。日頃の授業の延長なので，いつものような飛び込みでの「活用授業」にはなってないので，子どもたちの「技能」などがもろに出てくる授業になりました。
　日頃の授業の進め方をずらさないようにしていったので，もどかしい思いはたくさん感じました。それでも子どもたちの反応などはとても勉強になり，いい機会になりました。
　
　　今の学校現場の状況です。私は１週間に２時間の「空き時間」があります。(書写と外国語活動１時間ずつ)その貴重な時間が，一人の先生が休んだだけですべてなくなり，１週間空き時間なしとなるのです。うちの学校だけではなく，どこも同じ状態で，これが今言われている学校を取り巻く環境の問題点だと思います。学校が欲しているのは「人的パワー」の増強です。

　

にほんブログ村

人的保障(飛び込み授業から)