平行四辺形になる条件は普通5つにまとめられます。

①AB//DC,AD//BC

②AB=DC,AD=BC

③∠A=∠C,∠B=∠D

④AO=CO,BO=DO

⑤AB//DC,AB=DC

 

だいたいの中学生は「えーー、5つもあるの?覚えるの大変…」と悲しい気持ちになります。

 

この5つは「平行」「辺の長さ」「角度」「対角線」がそれぞれ2つずつ、つまり合計8つの要素から2つを選んでできていますので、パターンとしては8C2=28(通り)をつくることができるはずです。

 

そこで28通りをすべて調べてみたことがあります。つまりこの28通りを

「いつも平行四辺形になる」ものと

「いつも平行四辺形になるとはいえない」ものに分けてみました。

 

結論からいうと

「いつも平行四辺形になる」→16通り

「いつも平行四辺形になるとはいえない」→12通り

になると思います。

 

中学生が「平行四辺形になる条件5つも覚えるのは大変…」というのはわかりますが、私は授業中に

「いやいや、何いうてるねん、平行四辺形になる条件はホンマは16個もあるねんで!5個でいいだけマシやと思いや!」

と言って生徒の苦笑いを誘います。

 

「いつも平行四辺形になる」16個

①AB//DC,AD//BC

②AB=DC,AD=BC

③∠A=∠C,∠B=∠D

④AO=CO,BO=DO

⑤AB//DC,AB=DC

⑥AB=DC,AB//BC

⑦AB//DC,∠A=∠C

⑧AB//DC,∠B=∠D

⑨AB//DC,AO=CO

⑩AB//DC,BO=DO

⑪AD//BC,∠A=∠C

⑫AD//BC,∠B=∠D

⑬AD//BC,AO=CO

⑭AD//BC,BO=DO

⑮∠A=∠C,BO=DO

⑯∠B=∠D,AO=CO

 

「いつも平行四辺形になるとはいえない」12個(反例の図がかけます)

①AB//DC,AD=BC

②AD//BC,AB=DC

③AB=DC,∠A=∠C

④AB=DC,∠B=∠D

⑤AB=DC,AO=CO

⑥AB=DC,BO=DO

⑦AD=BC,∠A=∠C

⑧AD=BC,∠B=∠D

⑨AD=BC,AO=CO

⑩AD=BC,BO=DO

⑪∠A=∠C,AO=CO

⑫∠B=∠D,BO=DO
#平行四辺形になる条件#数学教育