映画を観てから、しばらくマイケルを聴いてましたが、
今日、ふと思い立って引っ張りだして来ました。
素敵です。こういう音は一聴してホッとしますね。
今年出たアルバムだったかな。
確か、CD屋の試聴コーナーで気に入って、予備知識なしに購入したものです。
ヴォーカル&ギターのマット・ウォーカーとドラムのアシュリー・ディヴィスの二人組。オーストラリア出身のグループみたいですね。
ドラムとギターだけのグループというとホワイト・ストライプスを思い出しますけど、こちらは本当に二人だけでステージをこなしているみたい。音を聴いてもギターとドラムのせめぎあう感じがゴキゲンです。
レコーディングも二人で、せーのっ で録ったとのこと。(もちろん多少のダビングはありますが)ブルーズのカバーも含むマットのオリジナルが主のアルバムです。
オリジナルは割りと地味ですね。お国柄でしょうか?悪くはないのだけど、メロディに愛想がないので印象に強く残らない。でも余計な装飾をせずにシンプルな曲で勝負する、って感じは編成にもよく合ってます。演奏のカッコ良さだけで十分いに持ち良く聴けてしまいます。
で、歌詞がちょっと良いのですよ。
♪音楽は、お前の耳に聞こえるものすべて
とか
♪夜に耳を澄ませ
とか
なかなか気の利いたフレーズが飛び出します。詩心ありますね。
この手の音楽を今のご時世に現役で演ろうとする新鋭の出現はホント嬉しくなります。
変わらくて美しいものはまだまだ生きています。
mathis