昨日が、アタシの誕生日だった
2月のローソクと言えば、2月2日、光の子への祝福日がサイコー
ルカによる福音書2章22節 - 40節の記述によると、
マリアとヨセフは律法の定め(レビ記12章)に従い、
イエスを生後40日後にエルサレム神殿に連れて来て、
産後の汚れの潔めの式を受けるとともに、イエスを神に捧げた。
この時神殿の近くに住んでいたシメオンという人物はイエスを抱き、
救世主が到来したことを神に感謝した。
この時にシメオンが歌ったという詞が「シメオンの賛歌」(ヌンク・ディミティス)である。
コロナ狂騒曲の開演から2年経つ
Wahn! Wahn! Überall Wahn!
Wohin ich forschend blick'
in Stadt- und Weltchronik,
den Grund mir aufzufinden,
warum gar bis aufs Blut
die Leut' sich quälen und schinden
in unnütz toller Wut!
Hat keiner Lohn noch Dank davon:
in Flucht geschlagen, wähnt er zu jagen.
Hört nicht sein eigen Schmerzgekreisch,
wenn er sich wühlt ins eig'ne Fleisch,
wähnt Lust sich zu erzeigen.
Wer gibt den Namen an?
kräftig
‘s ist halt der alte Wahn,
ohn' den nichts mag geschehen,
‘s mag gehen oder stehen!
Steht's wo im Lauf,
er schläft nur neue Kraft sich an;
gleich wacht er auf,
dann schaut, wer ihn bemeistern kann!
Wie friedsam treuer Sitten
getrost in Tat und Werk,
liegt nicht in Deutschlands Mitten
mein liebes Nürenberg!
Er blickt mit freudiger Begeisterung ruhig vor sich hin
Doch eines Abends spat,
ein Unglück zu verhüten,
bei jugendheissen Gemüten,
ein Mann weiss sich nicht Rat;
ein Schuster in seinem Laden
zieht an des Wahnes Faden.
Wie bald auf Gassen und Strassen
fängt der da an zu rasen!
Mann, Weib, Gesell und Kind
fällt sich da an wie toll und blind;
und will's der Wahn gesegnen,
nun muss es Prügel regnen,
mit Hieben, Stoss' und Dreschen
den Wutesbrand zu löschen.
Gott weiss, wie das geschah? -
Ein Kobold half wohl da!
Ein Glühwurm fand sein Weibchen nicht;
der hat den Schaden angericht't.
Der Flieder war's:
Johannisnacht. -
Nun aber kam Johannistag! -
Jetzt schau'n wir, wie Hans Sachs es macht,
dass er den Wahn fein lenken kann,
ein edler' Werk zu tun.
Denn lässt er uns nicht ruh'n
selbst hier in Nürenberg,
so sei's um solche Werk',
die selten vor gemeinen Dingen
und nie ohn' ein'gen Wahn gelingen.
狂気だ!狂気!どこもかしこも狂気だ!
私は書物を紐解いてみる。
街の年代誌を調べたり、世界の歴史を紐解いて、
その理由を見つけようとする。
どうして人は流血の惨事に至ってまでも、
互いに苦しめ合おうとするのだろう・・・
どうして無意味な熱狂に駆られるのだろう!?
どんな報いがある?誰が感謝する?
敗けているくせに、勝ったとうぬぼれている者どもには、
自分の苦痛の叫びさえ耳に入らない。
自分の肉を掘り返して、
それをまるで楽しいことのように思っているのだ。
なんとも名状しがたいことだ・・・。
(力強く)
だが、しかたがあるまい。昔からの狂気なのだ・・・。
それがなければ、何もはじまらない。
去っていくにせよ、街にとどまるにせよ!
どうやら狂気は、まだこの街にとどまり、
眠って新たな力を蓄えているようだ。
しかし、目覚めたときには、気づくだろう!
ここに狂気を制御しうる男がいることを!
ああ・・・なんと平和に、美風にあふれ、
日々の勤めを平穏に果たしながら、
ドイツの中心に、佇んでいることか。
我が愛するニュルンベルク市は!
(ザックスは心を喜びに満たし、おだやかな視線を前に向ける)
だが、あんな夜遅くでは、
災いを避けようとしても、
血気にはやる若者達の心に、
どう忠告していいのか分かろうはずもない。
一介の靴屋が、店の中で、
狂気の糸を通そうとした。
ところがすぐに、大通りにも、路地にも、
狂気の嵐が吹き荒れだした!
男も女も、若者も子供も、
むやみやたらに殴り合い、
狂気に魅入られたかのように、
殴り合いの雨あられが降ってきた。
ぶったり、蹴ったり、どついたり、
ああでもせねば、怒りの炎が鎮まらないかのように。
神よ・・・どうしてあんなことに?
いたずらな妖精の仕業でしょうか!?
オスのホタルが、連れ合いを見つけられなかったので、
あんな災厄を引き起こしたのでしょうか?
思い出されるのは・・・ニワトコの香り・・・
聖ヨハネの前夜祭・・・。
だが今日こそは聖ヨハネの祝祭!
さあ、ご覧いただこう。
このハンス・ザックスが、狂気を巧みに操って、
気高い仕事を果たすさまを。
なぜならば、ここニュルンベルクですら
狂気が我らを捉えて離さぬのなら、
いかに、みごとな仕事を果たすにも、
世俗のことはいささか離れて、
狂気の助けを借りる必要もあるのだから。
1人が目覚めていても無意味に近く、皆で一斉に目覚めないとね