負の輪廻転生 | mathichenの徒然なるままに

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mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】
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ココに常駐中

今日の日付で思い出されるあるお話を
一部で有名なお話。某深夜ラジオで聴いたヴァージョンの記憶中心に書きます

作家・三島由紀夫は、歌手・俳優ほかの丸山明宏(現・美輪明宏)の熱烈ファン
丸山経営のスナックにも常連客として通っていた
ある夜、「なぁ、マルさん。霊感あるんだろ。俺の背後霊が誰か見てくれよ」
「そんなこと知らないのがいいわよ」「カタイこと言わず~。頼むよぉ」
熱心に頼むので折れた丸山、カウンター席に座る三島の背後をじっと見つめた
「兵隊さんがいるわね」。途端に真剣な表情に変わった三島
丸山はそれを見て、「心当たりあるの?名前を挙げてみて。当たったら、後ろの人は消えるから」
まず挙げた名前には、後ろの人は何の反応も示さず。次に挙げた名前で、スッと消えた
丸山は、「三島ちゃん気をつけなさいよ。その人は何か悪さを仕掛けそうだから」

三島は当時、自分の意思に関係ない自動筆記状態に悩まされ、「このままでは死んでしまう…」
丸山の紹介でお祓いを受けることに
だが、丸山とお祓い者の間で連絡難航、連絡つくと今度は丸山と三島の間で連絡難航
それが何ヶ月か続いた
そして遂に…1970年11月25日、丸山は三島自決の報を知り、「ああ…やられちゃった…」


$mathichenの徒然なるままに-三島由紀夫 割腹直前


三島に憑依していたのは、二・二六事件に参加した、皇道派の影響を受けた青年将校の一人とか
その主義主張の是非はさておき、日本の改革を真剣に望んでのクーデター未遂事件

陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地内で自衛隊の決起・クーデターを促す演説をぶつも、冷淡な反応
そのような光景を当時のニュース映像で後年に
…二・二六事件将校が憑依のお話と考え合わせると、何やら薄ら寒くないですかね?

上手い表現とは…結局、どの時代のどの分野であれ、日本には何も『真の改革』は望めない?…

(追記)
昨年2月26日のYahoo!独話別館記事を転載しました

三島に関する何らかの映像を観たい方々は
『三島由紀夫 演説』『三島由紀夫 割腹 動画』などで検索をしてみるのは如何でしょう