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もう二度とやりたくない! つら~いアルバイトの思い出
2月14日17時00分 提供:コブスオンライン

誰もが一度は経験がある「アルバイト」。待遇もよく、仕事も楽しくといった快適なバイトもあれば、かなりつらい思い出があるバイトを経験している方もいることでしょう。そんなわけで、今回のコブス横丁では、思い出の「つら~いバイト」を徹底調査。お金を得るために、みなさん、とてつもない苦労をしているようです……。

調査期間:2010/11/2~2010/11/8
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数 603件(ウェブログイン式)

■単調すぎてつらすぎる

「ひたすら同じ作業の繰り返しの工場作業はすぐに飽きてしまうんです。けれども作業がもたもたしていると遅れてしまうからぼーっとすることもできませんでした」(27歳/女性)

「自動ドアが作動しなくなってしまい、お客さんのためにそのドアを開けるというバイトをしました。かなりむなしくなりました」(26歳/女性)

「かしわもちをただベルトコンベヤーに流すという作業を黙々と。時間が過ぎるのが遅すぎた……」(23歳/女性)

誰でも簡単にできる単純作業はバイトの代表格。しかし、あまりに単純すぎるのもつらいものです。上記のほかにも、データ入力や試験答案の丸つけ、校正作業などに単純すぎてつらい思い出が溢(あふ)れているようです。

■やることがないんですけど……

「模擬試験の試験監督のバイトをしていたんですが、試験中は座っているか見回り。本は読めないし、寝られないのでただただ退屈で眠かったです」(27歳/女性)

「看板持ちのバイトは本も読めないし音楽も聴けません。何もしないことがこんなにつらいことだとは思いませんでした」(26歳/男性)

暇な仕事は外から見れば「楽なバイトでいいなー」と思ってしまいますが、当事者にとっては決して楽な仕事とは言えないようです。忙しすぎず、暇すぎず、適度に仕事があり、なおかつ労働の喜びを味わえる、そんなバイトがいいですよね。

■絶対に失敗ができない!

「高校の模試の採点はミスが絶対に許されないんです。常に頭をフル回転させていないといけないので大変でした」(28歳/女性)

「結婚式場のバイトは一生に一度のシーンだけに失敗が許されないため、一つでも失敗するとものすごく怒られるんです。バイトなのに神前式の巫女(みこ)をしたのですが、大変でした」(25歳/女性)

バイトとはいえ、失敗したら一大事。絶対に失敗を許されないバイトもあります。それなのに、時給が安すぎて……、やっぱりお金を稼ぐというのは大変なことのようです。

お金をもらう以上はしっかりと働かなければなりません。今のバイトがどれほどつらくても、この記事を読めばもっと大変な人がいるということが分かるはずです。「自分よりもっと大変な人がいる」と肝に銘じ、明日からもしっかりと頑張って働きましょう!

(萩原雄太/かもめマシーン×プレスラボ)

( 出典先:日刊アメーバニュース )



お金をもらう以上はしっかりと働かなければなりません。
今のバイトがどれほどつらくても、
この記事を読めばもっと大変な人がいるということが分かるはずです。
「自分よりもっと大変な人がいる」と肝に銘じ、
明日からもしっかりと頑張って働きましょう。


そーいうこっちゃですね
まぁ退屈な単純作業でも、それにすらありつけない多い中高年から見たら「ゼータクぬかすな(怒)」
「ハローワークで『キミにはこの仕事向かないよ』と言われました(笑)」の極楽トンボ若造聞いとけ
最終的に仕事見つけられても、このご時世に後先考えず自主退職してからのアンポンタンも然り


Ladri di Biciclette - Vittorio De Sica


Sequenza finale - "Ladri di Biciclette" (1948)

第二次世界大戦後のイタリア。

2年間職に就けなかったアントニオ・リッチは、職業安定所の紹介で役所のポスター貼りの仕事を得る。仕事に就くためには自転車が必要だと言われるが、生活の厳しいアントニオは自転車を質に入れていた。妻のマリアが家のベッドのシーツを質に入れ、その金で自転車を取り戻す。新しい職に浮かれるアントニオを見て、6歳になる息子のブルーノも心を躍らせる。

ブルーノを自転車に乗せ、意気揚々と出勤するアントニオ。しかし仕事の初日、ポスターを貼っている最中に自転車を盗まれてしまう。警察に届けるも「自分で探せ」と言われる始末。自転車がなければ職を失う。新しい自転車を買う金もない。アントニオは自力で自転車を探し始める。

友人のバイオッコに相談した結果、翌朝に広場のマーケットへ探しに行くことに。ブルーノを連れて、マーケットへ向かうアントニオ。広場には大量の自転車が売りに出されていたがアントニオの自転車は見つからない。

息子ともに途方に暮れている中、アントニオは犯人らしき男が老人と会話しているのを見かける。男を追いかけるも逃げられてしまい、続けて老人を追う。老人は「何も知らない」と言い張るが、食い下がり老人についていく。老人は施しを行う教会に入った。アントニオとブルーノも中に入って老人を問い詰め、さっき話していた男の住所を聞き出すが、目を放した隙に逃げられてしまう。老人に逃げられたことをブルーノに責められ、アントニオはブルーノの顔をぶってしまう。

ブルーノを慰めるために、高級レストランに入るアントニオ。周囲が豪華な食事をする中、肩身の狭い思いで食事をする。ポスター貼りを続けられればもっと生活が楽になるんだ、だからなんとしても自転車を見つけたい、とアントニオは息子に語る。昨日までインチキだとこき下ろしていた占い師にも頼ってみるが、「すぐに見つかるか、出てこないかだ」としか言われず何の進展もない。

貧民街で犯人とおぼしき男を見つけたアントニオは、激しく男を問い詰める。しかし男は何も知らないと言う。昂ぶった街の男たちに取り囲まれたアントニオの元へ、ブルーノが警官を連れてくる。警官とともに男の家を捜索するが、自転車は見当たらない。証拠もなく、証人もいなければこれ以上の捜査はできないと警官が言う。アントニオはあきらめ、住民に激しくなじられながら貧民街をあとにする。

あてもなく歩き、サッカーの試合を開催しているスタジアムの前で座り込む二人。目の前には観客が乗ってきた大量の自転車。背後には人気のない通りに一台の自転車が止まっている。アントニオは立ち上がり、何度も振り返って一台の自転車を気にする。やがて試合が終わり、退場する観客で通りが混雑し始める。何か思い立った表情のアントニオは息子に金を渡し、先に帰って待っていろと言う。そして背後の通りへ恐る恐る歩いていく。

人気のないことを確認し、自転車を盗むアントニオ。しかしすぐに気づかれ、追いかけられる。数人の男に追われながら、必死に逃げるアントニオを、路面電車に乗り遅れたブルーノが見つける。アントニオは捕まり、男たちに取り押さえられる。泣きながら父にしがみつこうとするブルーノ。男たちが警察に突き出す相談にしているところへ盗まれた持ち主が現れる。ブルーノを見た持ち主は、今回は見逃してやると言い、アントニオを解放する。

弱弱しく歩くアントニオ。次第に涙がこぼれ始める。父の涙を見たブルーノは、強くアントニオの手を握る。手をつないだまま、親子は街の雑踏の中を歩いていく。

( Wikipedia:『自転車泥棒 (映画)』より引用 )

冷血生物体として知られる某レコード店のおっさんですら
「あ、あんなボロい自転車盗んでまで(涙目)」
嫁が生活必需品である家のベッドのシーツを質に入れ、その金で自転車を取り戻してまでの仕事でも
嫁と子供を抱えて食えるか死ぬか、それだけ追いつめられていたのですよ

息子役のエンツォ・スタヨーラが中年のおっさんになってから語った所によれば
親父役のランベルト・マジョラーニは失業中のエンジニアから抜擢され、撮影終了後に復職
したものの、映画の世界的ヒット以降はあまりにも高い有名税のため続けられず、やがて職場を去り
映画撮影所に毎日通勤して、端役で生計を立てる日々を送ったそうな

ようやくありついた仕事が、後半生を左右するほどの重荷となってしまった
だからといって、逃げ出せない。家族がいたら、ゼータク言わず目の前の仕事に就くしかない

労働とは何とも厳しくも奥深い哲理の世界なのですってば