私が幼い頃の話。
父はよく母に
「子どもと同じ目線で話すから友達みたいな親子だな。
親ならもっと上から俯瞰して見るものだ。
お前は間違ってる」
と言っていた。
でも、子どもを下に見ないのは母の性質であって、長所。
父は母を否定し続けて、結局離婚に至ってしまった。
離婚後、父は母を「浮気してたのかも」など、
いろいろ疑っていたけれど、
いったい30年も、父は母の何を見てきたのだろう?
アナと雪の女王の
ありの〜ままの〜🎵
姿みせるのよ〜🎵
という歌詞、当時は
「ありのままでいいわけない」と、
歌詞に批判する人が結構いたんだけど、
ありのままで充分、いいと思うんですよ。
もともと持ってる性質は変える必要はないし、
見方を変えたらそれはただの長所。
小さいときの私はよくわかっていなかったけど、
今ならそう、はっきりと思います。
まあ、自分を否定されて変えてみようと試みて、
一周まわって諦めてみてむしろ良さがわかる、
そういうのも母には必要だったのかもしれないですけどね。
だからそういう出来事を引き寄せたのかもしれません。
転生とカルマ、不思議です。