昨日の続きです。
私の幼少期は、
人見知り、控え目な女の子でした。
母は、生まれつき心臓が悪いので、
本来、子供は産めないかもしれない
と言われていた身体だったのに、
私と妹を出産したため、
あまり抱っこしてもらった記憶がありません。
抱っこすると、苦しくなるから。
その上、
本当は働かないほうが良いと医者から言われながら、
私達を育てる為に
両親共働きで、
私達は、
お婆ちゃんに育ててもらっていたわけです。
そんな中で、
色々な積み重ねで、歪みが生まれ、
両親は不仲になっていきます。
ここは今回端折るけど、今思うと、
とても複雑な家庭でした。
そんな訳で、長女として、
幼少期から、
親に甘えてはいられませんでした。
色々な思いや悲しみ、諦め、
いーっぱいいーっぱいしてきたのだけど、
物心ついて、
きっと1番古くて、悲しかったこと、
そして、諦めてきたこと、
それが、
お母さんに『抱っこ〜』と、
抱きつこうとした時に、
苦しいから、抱っこできないと断られたこと。
『抱っこしたら、ママ死んじゃうよ!いいの?』
と怒りながら言われたこと。
それは、多分きっと、
妹がお腹の中にいて、
妊婦でも大変なのに、
少し大きくなっていた3歳の私を抱っこしたら、
ただでさえ大変なのに、
持病も悪化するかもしれない。
そして、
お腹の赤ちゃんは
流産するかもしれない大変なときでした。
結局、母は入院してしまいます。
幼いながらに、
自分のわがままのせいかもしれない
大好きなママに
抱っこして欲しいとは言ってはいけないんだ。
そう、理解して、
その日から、
私は『抱っこして〜』だけではなく、
ママを困らせる様なことは言わなくなりました。
親子セラピーの学びが深まると、
胎内記憶の観点からも、
子どもは、『ママを助けるために生まれてきた』
という事が理解できます。
実は、子供が抱っこをせがむのも、
本当はママを守りたい!とか、ハグしてあげたい!
と思っているのだとか。
ただ単に、
自分が甘えたい、抱っこして欲しい!
だけでなく、
今、大変そうなママを、
癒やしてあげたくて、
ハグして包み込んであげたくて、
子供は
『抱っこ〜!』と言っていたりするのだとか。
だから、ママが忙しい時程、
大変なときほど、くっついて来たりする。
だとしたならば、色々な疑問が腑に落ちます。
ママとしては、
今は忙しいから後にして〜
って時や、
何で大変なときほど、手が掛かるの
と、言うことが、
この一節で全て辻褄が合い、理解できます。
ママが忙しかったり、
大変なときほど、
子供心に、ママに一休みして欲しかったり、
ハグして癒やしてあげたかったり、
ママを笑顔にさせようと、
必死なのかもしれない。
ママは、そんなことつゆ知らず…
わがままばっかり言って、
私を苦しめないで〜って、イラッと思っちゃう。。。
そうしてね、
そこなのです
私の置き去りインナーチャイルド
良かれと思って、ママの為って、
誠心誠意、ママを第一に思ってとった行動が、
ママを困らせた…
ママを苦しませた…
そして、
大好きなママを怒らせた…
私って、駄目な子。
存在価値すらなくなってしまうような、
ひねくれて、
こじれた悪魔ちゃんに変身していきます。
私の人生の節目節目に、
この置き去りインナーチャイルドが
悪魔となって出てきます。
セッションでは、
誘導瞑想しながら、忘れ去られた過去を覗いて
見つけに行くこともありますが、
ふとした瞬間出てくることもあるので、
そうしたら、
その子と向き合って、
その時の気持ちに寄り添って、
今の大人になった私自身が一番の理解者だから、
今まで気付かなくてごめんね。
良く頑張ったね〜って、
辛かったよね〜って、
イメージの中でハグしてあげてみてくださいね。
一回では
その子の傷は癒えないかも知れないけれど、
必ず、
笑顔に変わるときが来ます。
すると、何故かスルッと
次元上昇されて、現実が変わってきてしまうのです。
一人では辿り着けないときは、
私達がお手伝いします。ご気軽にどうぞ




