本日のドル円予想

前日のレンジは

ドル円:103.75-104.25円(私のMT5調べ)でした。

結局上昇という結論でしたが雇用統計前ではありましたが買い手売り手の攻防が続き決着の判断がとても難しかったです。え、判断できたのかって? (´;ω;`)ウゥゥ

ドル円想定レンジ

ドル円週足です。
先週も104.75円で上を抑えられ上ヒゲの長い陽線となりました。陽線で実体が前の週に比べて上昇しているというのが何とも悩ましいところですが全体としてはやはり下向きと思っています。ただ安値更新もなく買い手も諦めないぞという雰囲気がありありです。
ファンダ的には日本では円高株高と言われています。欧州通貨に対してもドル安が続いています。ただロシアではワクチン接種が始まりコロナ終息への期待がさらに高まってきていますから円売りという流れが出てきても不思議ではないのかなぁとも思います。ただコロナワクチンの大規模な治験(3相試験)はまだ完了していないという話なのでここでまさかの副作用が出てきてしまうと一気に期待が絶望に変わってしまう恐れもあります。また接種が済んでも感染しない若しくは重症化しないというデータが出てこないとこれもまた絶望の種になってしまいます。ニュースのヘッドラインには気をつけないとどちらかにバイアスをかけるのはやはり危険なのでしょうか?
 
今週のトレーディングレンジはやはり2週前の高安103.65-104.75円を中心に見ていこうと思います。
 
日足チャートです。
金曜の足は木曜の陰線の61.8%戻しの辺りでクローズになっています。戻りが完了したと言っても良いレートですが先月後半にできたMトップのネックラインを上抜けています。Mトップが崩れるパターンになる可能性も十分あります。
 
4時間足です。ここ2週間は買い・売り・買い・売りと順番に攻守が入れ替わりボックスレンジを作っています。この流れを引き継げば現在の上昇が再び104.75円を目指すことになります。もしくは週末を挟んで力が拮抗すると動かない低ボラに変わっていくかも知れません。
また終値104.2円辺りはMトップのそれぞれの山のネックライン辺りになります。売り手はMトップのネックラインは上抜かれても売り手の強さを示すには死守したいレートの一つになるだろうと思います。
 
最後の1時間足です。
先週木金のWボトムは完成し上昇してきましたが雇用統計後の高値とWトップを作りそうな形になっています。
1時間のSMA20はしっかりと上抜かれていますが4時間のSMA20でピッタリ抑えられて一度下がったことが分かります。
典型的な反転パターンと考えると抜けの第1波が完了(1時間MA上抜き)しある程度押してから第3波(4時間MAの上抜け)が発生することになります。
すると具体的には再び4時間SMA20で抑えられ(104.25円?)て50~61.8%程度(103.9~104.0円?)戻してから第3波発生となるかも知れません。
1時間足のヒゲ先を考慮すると103.85円辺りが押し目買いの防衛ラインになりそうです。
 
今週初めの戦略ですが窓開け無しの前提として
売り手としては104.25円でのWトップからの売りを第1目標にします。もしくは週末深夜の安値104.1円辺りを下抜けば続落期待で売り。但し上で考えた様に103.85-104.0円は押し目買いが入ってくるだろうレートなので一度上がってからでないと売りにくいと思います。
104.25円でのWトップが崩れれば先週木曜の下落の起点、2019年の安値104.45円辺りまで待ってからの売り、この辺りは日足SMA20もあるので目安になりやすいと思います。また更にここも上抜かれてしまうと想定範囲上限の104.75円まで待機することになります。
 
買い手としては103.85-104.0円での押し目買いが第1目標。又は金曜高値を超えられれば(4時間SMA20も上抜けるので)買い。104.45円を上抜け期待、104.75円を再び目指します。103.85円を下抜かれてしまうようなら103.65円を下限に再び買いたい所ですが先週木曜は1時間足で長い下ヒゲが出来たので買いが集まってきた可能性があります。それを考慮すると再び103.7円を下抜いた場合は初動を静観して反発があるようなら買いの待機or飛び乗り。反発がすぐに押し戻されてしまうようならば想定範囲下抜けを考えて103.2円を下限に下からの買いに備えた方が良いと思います。
 
基本的には先週と同じようなシナリオですがココの所毎週月曜日にはファンダ的好材料が出て上昇するというパターンが続きました。また何か出てくるような気もしますね!
 
しかし今日はまたまた外勤でチャート監視が出来ません。想定範囲端での逆張りをIFDで発注してしまおうか...朝の状況を見て考えようと思います!