本日の豪ドル円予想

前日のレンジは

豪ドル円:72.9-73.8円(私のMT5調べ)でした。

豪ドル円はスプレッドも広めですが動いてくれるので方向を間違わなければ(間違わなければ...)それなりにpipsが獲得できます。豪ドル米ドルとドル円が最近は連動しやすいですし。

でも当然逆行すると怖い思いをしやすい通貨ペアかと思います。

豪ドル円これからの想定

豪ドル円日足チャート4月以降です。

3月の大底を経てやっと回復しつつある豪ドルです。今月初めの急上昇後の下落がやっと落ち着いた感が出てきました。

今日は寄り付きから坊主で大陽線を作っています。日足レベルではSMA20を下抜いてしまっていたのでこのまま以前のチャネルに戻ると思っていたのですが今日は反転の可能性が出てきました。

 

豪ドル円4時間足です。

本日は陽線が3本続き日足SMA20で頭を抑えられて現在やや戻しています。暫定高値が73.7円程で未だダウ的には下目線継続中ではありますがH4SMA20の上側に出てきています。ただ抜け方がやや曖昧でSMAの傾きもほぼ水平ですから今後の値動き次第でどちらに転ぶか決まってくる状況でしょう。

 

1時間足になります。黄色が日足相当、マゼンダがH4相当、見にくいですが赤がH1のそれぞれSMA20になっています。今日はH1,H4のSMA20をそれぞれ上抜き日足SMA20とはヒゲでクロスしている状況です。直近数日の様子を考えればここで戻り売りが本格化し安値更新となるか若しくは安値切り上げとなるのか分かれるところです。

本日2本目の陰線の所ではH4SMA20とヒゲでクロスしていますがここは戻り売り失敗の跡だと考えます。現在陰線3本目となるか否かという状態で明確な陰線となればその後は下落が予想されます。(書いているうちに陰線確定しました。あとサポートになりえるのは最後の押し安値やH4,H1SMA20辺りでしょうか?混みあっているので決着するまで様子見が吉?)

 

ちなみに豪ドル米ドル1時間足は

この様になっています。

先週木金で戻り高値が上昇していますが今朝の寄り付きで安値も更新されています。(どちらかと言えば売り手有利)

最後の戻り高値の61.8%戻りで戻り売りが失敗しこちらでは日足、H4,H1いずれのSMA20もローソク足の下側になった状態です。(現時点では買い手有利)

こちらでもH4ではSMA20の上抜けが曖昧なのでまだ完全に上目線にはできないと思われますが下げ止まりのレート次第ではここから豪ドルらしい強い上昇が期待できるかも知れません。

 

ちなみにオレンジ・青/赤・ライトグリーンの表示は前者がポジション、後者がオーダーを表しています。(OANDAのオープンポジション・オーダー)それぞれ左が売り・右が買いです。

豪ドル米ドルは売りがプラススワップな為か売りの方がポジションが多めになることが多いですがオーダーの右上(買いの逆指値=損切り)にとても多くのオーダーが入っています。この損切を狙ってレートが動くと考えると豪ドル米ドルは反転が期待されるところではあります。

 

ただこの逆指値の塊は先週金曜の高値を付ける前から存在しているので上昇の根拠にはなりません。

こちらがその時のポジション・オーダー状況です。(過去の状態も表示可能になっています。赤の縦線の時点の状態です。)

この時はオーダーの左下にも大きな逆指値(長い赤バー)がありクローズ5時間前の下落(下ヒゲの長い陽線)で刈り取られていることが分かります。

今日はオーダーの左下には目立つボリュームのオーダーは無いようですが果たして上昇するのでしょうか?

 

 

OANDAのオープンオーダーはかなり使いやすくなり検証も可能になったのでコレを根拠にトレードしても面白いかも知れませんが基本は値動き!チャートの変化を根拠にトレードを考えます!