本日の(豪)ドル円予想

昨日のレンジは

ドル円:106.6-107.1円

豪ドル円:72.75-73.25円

(私のMT5調べ)でした。

昨日の予想はドル円 106.9-107.05円で超えたら107.15円、107.25円、107.5円まで、下げたら106.75円、106.6円、豪ドル円は 72.8-73.0円で超えたら73.15円、73.25円、73.5円 でしたからおおよそ範囲的にはあっていたかも知れませんがポイントになる価格はあっていなかったと思います。

ドル円想定レンジ

昨日は雇用統計が始まるまで106.9-107.1円のほぼ完ぺきなレンジで結果待ちという状態でした。
雇用統計は非農業部門雇用者数が予想以下で昨日の安値をつけましたが平均時給が予想以上に強くその後106.9円前後まで戻してクローズになりました。
 
ここで再度ドル円振り返りたいと思います。
ドル円週足チャートです。
ブルーの切り下げ/切り上げ線で作られた三角持合いを6週間前に下抜け始めましたが今週は戻りを見せています。このまま元の範囲に戻るのか、または同じ切り上げ線の下側で跳ね返されるのか大きな分かれ目だと思います。
 
ドル円日足です。
引き続き水色のレンジ部分からは実体ベースで上抜けていますが昨日は上下に長めの足を出したコマ足です。ここから戻ってしまってもおかしくはないかたちでしょうか?
またひと月前の大暴落からフィボってみるとまだ618%戻しにはなっていません。107円中盤で再度戻り売りが強くなるかもしれません。
 
こちらは4時間足。ダウで考えるとほぼ100%の人が上昇トレンドが出たと言える形だと思います。終わりから2本目の足は長い下ヒゲになっています。これはやはりその後の上昇を示唆するものかも知れません。
ドル円1時間足です。
上下ジグザグなところはありますが106.75円近くの抵抗帯は既にレジサポ転換している可能性もあります。昨日の安値を下値と考えても良いかも知れません。
上値の方は昨日は107.1円程で抑えられましたがその上はやはり107.25円や107.50円あたりが注目レートかと思っています。
 
想定レンジは106.8-107.0円で、超えれば107.1円、107.25円辺りでしょうか?また下げた場合は106.6円まではあるかと思いますがそれより下は、悪材料が出なければ、可能性は低いと思っています。目線としては上になります。
 
豪ドル円想定レンジ
豪ドル米ドル4時間足です。
レンジ上限のレジスタンスを抜き上昇しています。5週間の期間という大きなWボトムを付けてから上昇続きです。Wボトム完成の目安は0.6990です。ここまでは上がる可能性十分あると思います。上目線で見ています。
 
続いて豪ドル円ですが×上でやっぱり上予想になります。
 
豪ドル円4時間足です。先週は全て陽線と言ってもおかしくない位の上昇を見せました。
底値圏のネックラインも確実に超えてきたので73円前後に押しを作って上昇するのであれば強く伸びる気がします。
この辺りは参考レートが少ないのでザックリと考えてみます。
想定レンジは73.0-73.3円で超えればキリ番73.5円、大暴落の起点74.973.9円、キリ番74.0円まで、下げれば72.55円、72.1円までと考えます。(72円台はあっという間でした...)
 
トランプさんがつぶやかずに中国側が反発を表さなければ豪ドルはもっと上昇する可能性もあります。このまま順調に暴落前のレベルに戻せるかどうか気になるところです。(というか戻ってほしいww)
 
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雇用統計から約4時間後、パウエルFRB議長の「アメリカ経済は依然として順調」「リセッションは予想していない」という発言がありドル円を押し戻す理由の一つになったと思います。
9月の米国利下げはほぼ100%(0.25%/0.5%)行われ、その後も引き続き行われるだろうという見込みで価格は動いていたのでリスクオフ後退と考える割合が増えてきたのだと思います。
 
ダウ平均も昨日は上昇したようなのでトランプさんももっと利下げだー!っていう姿勢は今は見せないのではないかと思います。
 
米中関係がクールダウンの時期でもありますしクロス円全般、どこまで戻せるかで年末までの向きが決まるかも知れません。