『クワタを聴け!』を訊く | Ufoウィスダム/普通のヤツラを超えてゆけ!

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”悪魔と相乗りする勇気 …あるか ”(仮面ライダーW)
ブロタイはラッカー(rudy Sr.)とポールグレアム(LISP神,スタートアップ提唱)のパクリ

こんにちわ。
クワタとはサザン・オールスターズの桑田です。
さいきん話題?
便乗したつもりはないんですが...
『』括弧内は、中山康樹氏の新書本。新刊?ではないと思う。
中山氏はマイルスともっとも親しいニホンジンと云われ、全曲解説シリーズ新書本で、ビートルズ、ディラン、マイルスを取り上げて来た評論家。
wiki見るとオノヨーコ批判派(数少ない大手をふっての、笑)でも有名らし。

さて例によって立ち読みですあたし。
氏のビートルズ全曲解説本は3冊とも買いましたが。
サザンはよく知りません。知らないだけで嫌ってはいません(“嫌いは”好きのうち?関心持ってる点では同類項)。
CMや歌番組やラジオで流れれば聴きます。
♪ロックン・ロール・ヒーロー(←これタイトル?フレーズ?)にはちとコーフンした記憶あり。
そんなもんです。
 サザンを歌う(カラオケで)とモテル
と聞かされたこともあり(トーゼン無視!笑)。

でもこの本。
パラパラ読んで前書きの説明には目から鱗;

 これまでの音楽(サザン以前の邦楽)は皆、力道山の黒タイツを履いていた。
 対アメリカ、洋楽コンプレックス、ビートルズ幻想(ビをモデルに自身を語る)、海外進出、日本語ロック、世界水準云々、...等々。
 黒タイツをつけてガイジンと戦っていた。
 黒タイツを履かなくていいんだとみんなにおしえたのがサザン(の音楽)。

↑手許に本ないですから。これ。私の要約。わたしの理解ですよ。
厳密性はありません。むしろアンテナが受けたあたしの感触をユーセンしてます。

たしかにサザン以後、邦楽文化って洋楽とは独自に花開いて、向こうの流行を追わなくなった気がします。
もっというとロックに靡いていたヒトがRock,Rock と云わなくなってコンピュータにシフトしていった時代と同機する?
このアメブロでどなたかとおはなしした気がするのですが、最近若い方洋楽を聴かなくなった、聴いてても洋楽を洋楽として受け止めていない、まるでファッション・カタログを見ているような、春の新作は、今季のトレンドは... とでもいえちゃうような。地続きな感じがしないのです。まあ海外ですから“地”つづいてないんですけどねwara 。

サザンの功罪って書くと言い過ぎなんですが。怒られソ。クワタ(←中山氏の呼び方)に罪はない。
が、彼には中山氏も書いてたと思いますが洋楽コンプレックスがなかったのか(膨大な音楽コレクションの中で知識吸収してきたのは明らかですが)捨て去ったのか、吹っ切ったところから自分の音楽始めてますよね。
クワタ著作には多数の参考文献があったが、クワタ研究家(=マニア、ファン)は参考図書、引用文献にいつしか当たらなくなったのは事実なようです。


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(空智、もとい殻智),
mathE..

あちきがガキんころ洋楽、洋画にふれた動機には激しい渇望、飢餓感がありました。ここではない何処かという。
SFやUや4次元もそう。
誰かが空に鉄の蓋を被せるのに利用したとするのは飛躍のし過ぎ?
「力道山」ねえ。
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でも中山氏の本の感性ってJazz って感じなんですよね。
ジャズをズージャとよんじゃうような。タモリに通じる感覚。
ビートル・ポールの方がジョンより評価高いですし。
音楽を参加メンバーと録音日をまずチェックする、あの感じ。