ケイタイhackの実態『Takedown』1996 | Ufoウィスダム/普通のヤツラを超えてゆけ!

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”悪魔と相乗りする勇気 …あるか ”(仮面ライダーW)
ブロタイはラッカー(rudy Sr.)とポールグレアム(LISP神,スタートアップ提唱)のパクリ



携帯電話をコントロールするプログラムは電話内部のROM(read only memory)チップに埋め込まれている。しかし、たいていの電話は

マニュアルには書かれていないもののコンピュータで電話を遠隔操作することを可能にするインターフェース

を備えている






オキの電話をコントロールする方法を発見するうえでの同社の援助は受けられなかったので、どのように機能するかを知るには、そのソフトを分析する必要があった。こうしてわかったのは、携帯電話というのはごく小さなパソコンを備えたラジオのようなものだ。オキのソフトをじっくり調べると、そのプログラムがたとえ頭のいいハッカーによって書かれたものであるとしても、何の不思議もないものだった。





オキの電話のキーパッドにパンチさせるコマンドを与えれば、たとえば電話技術者にとって非常に役立つ信号強度など、電話がどのように作動するかに関するあらゆる分析データを入手することができる。オキの製品と同じく、携帯電話の多くのブランドは、携帯電話スキャナーとしての機能が果たせるようになっている。(略)

**キーパッド上の押すべき適当なボタンさえわかれば近所でやりとりされている電話の会話すべてを簡単に盗聴できることをほとんどの人は知らない**

。もちろん、これは電子通信プライバシー条例に反する悪ふざけだ。けれども、現実には現代の携帯電話システムではプライバシーなどないに等しい携帯電話での不法盗聴は一般的な娯楽と化しているのだ。



  下村ツトム著『テイクダウン』日本版上巻p.76より引用

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xσ,
mathe...

ツトムはアメリカで活躍する天才物理学者。本は1995年に起きた実話です。
ツトムがオキの開発プログラムをハックされ、犯人のこれまた有名ハッカー・ケヴィン・ミトニックを逮捕するまでの物語。ツトムの生い立ちから事件の年まで有名AI学者からネットの開発者までヒーローの名がずらり。

さて、オキでできるならドコモ初め日本のケータイでも上記芸当できるはずですがどうでしょう。
事情に詳しい方、おしえてください。
上記引用箇所の特に"**"で囲った点;
郵政省から引き継いだ総務省は知っているのでしょうか。
「盗聴」云々は現在デジタルに切り替わっているので問題はクリアされているのでしょうか。
だとしても少なくともケータイ会社ユーザの通話情報は抜き放題だと思うのですが実際どうなのでしょう。これと現行盗聴法が加わったら捜査側はやりたい放題?とか。(だから893さんは実名でケータイなど契約しないと聞いた事あります。)ナンバーポータビリティなど誰のためのサービスか分かったものではありません。(また
ケータイだけでなくラインの電話会社でも同様でそのためのDB(=ドラゴンボールに非ず、データベース:-P)を備え付けているという、信じがたい、まるで現Googleのようなデータ集積話が
 『ジェナと私
内で展開されています。SFホラ話と一笑に付せないのは『ジェナ…』はラッカーの息子
 Rudyジュニア
が共著者で、ネット・ウィザードのジュニアはツトムが知ってるようなことは熟知してると思えるからです。)
とにかくネットの世界では1995は大昔、大古典の世界ですが、ユーザの自由は本当にいま自由なのか、古典を古いと笑えるのか、疑問とともにアップします。