HAPPY MANIA -9ページ目

HAPPY MANIA

Be happy for 24/7!

完全なる首長竜の日/乾 緑郎

¥1,470
Amazon.co.jp
2010年『このミステリーがすごい!』大賞受賞作です。先日書店で平積みされていたところを発見。
一昨年の作品なのに、知らずにもったいなかった。もっと早く読みたかった。
平易な文体で書かれていて、これ見よがしなところがない。日常の書き方がうまく、自然に引き込まれていく。リアリティーがあるということか。
最後の4分の1でスピード感がアップし、盛り上がっていく。大きく広げた立体的な地図を一気にパタパタと小片にまとめていく様な感じ。
書店で手に取った時には奇妙なタイトルだと思ったが、読後にはこれしかないというタイトルだと感じる。
タイトルが、本文の中にもあるサリンジャーの作品へのオマージュというところも渋い。

自分の世界観が変わるような小説ではないが、エンターテインメント性は高い。どうして直木賞候補にならなかったのだろうか。とにかく面白かった、文句なし星5つ。
本を買うのはamazonがもっぱらになっているけれど
その書店でおすすめの本をみたり、立ち読みしたりするために
週に1度はどこかの書店に行く。
この前、書店にいった時の話。
最近、付録付きの雑誌が多くなったし、僕も時々買う。
バッグなどの付録を見本として出しているところもある。
その雑誌も付録付きで、大きめのゴムで止めてあったのだが
30代のファッションにうるさそうな男性がゴムを外し中身を物色。
その後、元に戻すことはなく、他の雑誌も同様の「被害」にあっていた。
モラルと言えばよいのか、マナーと言えばよいのか
何とも嫌な気持ちになった。

僕の仕事場は1日で40から50人の人が出入りする。
トイレも半分くらいの人が使うはずだ。
従業員が常にきれいになるように定期的にチェックしているが、
驚くほど汚く使っていく人がいる。
ある人は話し方も丁寧だし、腰も低いのだが、トイレを激しく汚していく。
その人が訪問した後は、必ず掃除しないとならない。

トップアマゴルファーだった中部銀次郎さんは
トイレを使った後はトイレの洗面台を手を洗った後に水滴を拭き取り、
髪の毛一本落ちていないように掃除をするというエピソードがある。
「マナーのよさがゴルフにも反映する」からだという。
これを知ってから、僕もできる限りそうするよう心がけている。

人を嫌な気持ちにさせたくないし、嫌な気持ちにもなりたくない。
マナーやモラル、常識の線引きは難しいが
トイレをきれいに使えない人とは付き合いたくない。
インサイダー取引で儲ける人たち―株式投資で確実に勝てるたった1つの方法/高島 ゆう

¥1,344
Amazon.co.jp

雑誌で紹介されていたので、購入。30分程度で読めるブログの延長のような本。
amazonのレビューにはひどい批判もあるが、これが全てフィクションだとしても楽しめる。
読んでいる時にちょうど経産省のキャリアがインサイダー取引で逮捕されたとのニュース。
やっぱりあるんだなぁ、インサイダー取引。
誰もがインサイダーになりうる事実と「富める者は益々富む」という当たり前のことを再確認。
お金について考えさせられました。
お金は怖い、人はもっと怖い。