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サツマイモ:ヒルガオ科サツマイモ属の植物。あるいはその食用部分である塊根(養分を蓄えている肥大した根)。別名に、甘藷(かんしょ)、唐芋(からいも、とういも)、琉球藷(りゅうきゅういも)。仲間に、アサガオやヨウサイ(アサガオ菜)がある。


花はピンク色でアサガオに似るが、鈍感な短日性であるため本州などの温帯地域では開花しにくく、品種や栽培条件によってまれに開花する程度。花の数が少なく受粉しにくいうえに、受粉後の寒さで枯れてしまう事が多い。九州や沖縄では開花する。このため、品種改良では種子を効率よく採るためにアサガオなど数種類の近縁植物に接木して、台木からの送られる養分や植物ホルモン等の働きによって開花を促進する技術が使われる。


1955年に西山市三がメキシコで祖先に当たる野生種を見つけ、イポメア・トリフィーダと名付けた。後に他の学者たちによって中南米が原産地とされる。若い葉と茎を利用する専用の品種もあり、主食や野菜として食用にされる。一部の種類はイポメアの名で観賞用に栽培される(「イポメア」はサツマイモ属そのものを指すので、本来は不正確である)。この種類、または品種からもイモは取れるが、鑑賞目的で選抜されたためにイモの味は食用のものより劣る。


もともとは南アメリカ大陸、ペルー熱帯地方から東南アジアに導入され、そこから中国を経て沖縄、九州、本州と伝わった外来植物で、このため中国(唐)から伝来した沖縄や九州では唐芋(奄美群島では例外的に薩摩芋)、沖縄(琉球)から伝来した北部九州では琉球藷、九州から伝来した本州では薩摩芋と呼ぶ。沖縄ではウム、ンム、伝来当時は蕃薯(はんす)。

対馬地方では孝行芋(飢饉から救う孝行物の芋という意味)とも呼ばれる。和食においては、丸十と呼ばれる。これは、薩摩藩島津氏の家紋が丸に十字であることが由来と言われる。


朝鮮へは、1764年、第11回朝鮮通信使の趙曮が、対馬から持ち帰った。朝鮮語でサツマイモを意味する「コグマ(고구마)」は、「孝行芋」の対馬方言「コーコイモ」、「コーコモ」、対馬北部方言の「コグマ」が伝わったものである。


英語のスイートポテト (sweet potato) でも知られるが、日本では単にスイートポテトと言うとサツマイモ料理の一つを指すことも多い。北米では「ヤム」 (yam) とも呼ばれるが、これは、黒人奴隷が、故郷のアフリカで栽培されていたヤムイモと同じ名で呼んだからである。

ニュージーランドへは10世紀頃にマオリ族によって持ち込まれ、「クマラ」(kumara)の名称で広く消費されている。