広島学院平成15(2003)過去問その2の3_算数の解説 | ろっかく行政書士事務所

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広島学院H15(2003)過去問

その2の3_算数の解説


【問題】

赤白2個のボールがあります。ボールを落とすと、赤は30%、白は50%の高さまで跳ね返ります。次の問いに答えなさい。
(1)2個のボールを同じ高さから落とすと、2回目に跳ね返った高さの差が26.4cmでした。もとの高さは何cmですか。
(2)赤を屋上から、白を2階の窓から落とすと、1回目に跳ね返った高さは赤のほうが白より30cm高くなり、2回目に跳ね返った高さは白のほうが赤より33cm高くなりました。赤白それぞれを落としたもとの高さは何mですか。



【解き方と解答】

まず問題の本文を見てみましょう。

赤は30%まで、つまり落ちてきた元の高さの0.3倍まで跳ね上がるということです。

白は50%ですから、0.5倍ですね。


(1)
赤白両方の最初の高さを<1>mとすると、赤の1回目の跳ね返りの高さは<0.3>mとなります。

赤の2回目の跳ね返りの高さは<0.3>mから落とした場合で計算しますので、<0.3>m×0.3=<0.09>mとなります。


白の方は、1回目で<0.5>m、2回目は<0.5>m×0.5=<0.25>mとなります。


赤は<0.09>m、白は<0.25>m。


この差は<0.25>m-<0.09>m=<0.16>mで、これが設問の26.4mに当たります。


塾の相当算で習ったやり方を思い出して解きましょう。


26.4m÷0.16=165mです。


A.165m




(2)
赤は屋上から、白は2階の窓からですから、赤の方が高いところから落とすことになります。


跳ね返る力(反発力)は赤より白の方が強いのですが、赤の方が高さの点では有利ですから、勝負の行方が気になるところですが、問題文を読むと1回目は赤の勝ち、2回目になると白が逆転するようです。



さて、
赤の最初の高さ(つまり、屋上の高さ)を<1>mとし、白の最初の高さを(1)mとしてみましょう。


赤の1回目は設問1で出した通り<0.3>mとなりますし、2回目の跳ね返りは<0.09>mとなります。


同様に白の1回目は(0.5)m、2回目は(0.25)mです。


設問を式に置き換えると、1回目については、
<0.3>-(0.5)=30cm


2回目は白が逆転しますから引き算の順序が変わります。(注意!)
(0.25)-<0.09>=33cmとなります。


ここからは消去算(一次の連立方程式)です。
上のそれぞれの式を変形させましょう。


<0.3>=(0.5)+30cm
<0.09>=(0.25)-33cm
の2つの式ができます。



左側の<>の中の数値を揃えましょう。上の式全体を3倍、下の式全体を10倍します。
<0.9>=(1.5)+90cm
<0.9>=(2.5)-330cm
となります。


つまり、
(1.5)+90cm=(2.5)-330cmということがわかります。


ここからはこの式を線分図に描くとわかると思います。

(1.5)と(2.5)の差は、90cm+330cmとなります。


つまり、(1)=420cm=4.2mとなります。これが白をおとした高さです。


あとはこれを<0.9>=(1.5)+90cmに代入すると、
<0.9>=420cm×1.5+90cmですから、
<0.9>=720cm
<1>=720÷0.9=800cmとなります。これが赤のもとの高さです。


最後に、メートルに直すのを忘れずに。気をつけましょう。


A.赤8m、白4.2m