$偏差値38から医学部合格させた数学講師のつぶやき@オズポン


中学数学と高校数学は何がどう違うのか?

教科書でその違いを見ていきましょう。




中学では教科書は3冊。

中学1年で1冊。

中学2年で1冊。

中学3年で1冊。





高校では6冊。

高校1年で2冊。(数学Ⅰと数学A)

高校2年で2冊。(数学Ⅱと数学B)

高校3年で2冊。(数学Ⅲと数学C)




ただ高校では通常教科書だけでは

大学受験に太刀打ちできないので

副教材として問題集を少なくとも

それぞれの科目でさらに1冊ずつ。




だから

数学Ⅰと数学A、数学Ⅱと数学B

数学Ⅲと数学Cで6冊。

合計12冊。




そうです、まず単純に量が違うんです。



その教科書の量は中学数学の4倍。

量が4倍となると3年間という時間は同じなので

必然的にスピードが4倍になる。




ましてや進学校となると、受験のことを考慮して

2年生で全範囲を終えるところもある。

そうなると2年で12冊。つまり6倍。




結論で言うと

その勉強量というものを、教材の量と

かける時間とで比較した場合中学のおよそ

4倍~6倍のスピードになるということです。




見方を変えてみよう。




量を基準に考えると

中学での勉強量であれば

4分の1~6分の1の時間で

こなさなければいえないということ。




例えるならば、中学での数学が毎日1時間あり

1週間で5時間数学の授業があるとすれば

その1週間分の勉強量をたった1時間で

終えるということになる。





それが高校で課される勉強の量であり

言い換えればスピードだ。





これだけ圧倒的な量、スピードが課されるというのに

そのことは誰も教えてくれない。




少しは難しくなるんだろうなー

(それは速くなる、難しくなるという

意識かもしれないが)

と覚悟していたとしても、まさか

それが4倍~6倍だとは思っていない。




この油断ともいえるギャップが

中学並みにまたはそれ以上の頑張りで

勉強していてもついていけなくなる

という図式になるのだ。




まずは、この事実を受け止めて

覚悟して高校の数学の授業に臨んで欲しい。




その意識があるだけで相当成績は上がる。

その意識があるだけでだ。




それはこういうことだ。

マラソンにおいて、明日から普段のスピードの

4倍~6倍のスピードで走らなければ

ゴールできないという変更点を君だけが知った。




周りの仲間は、多少はペースを上げなければ

ならないという認識だけだ。

友人の中には「まさか2倍にはならないよなー」

というものがほとんどだろう。




ついに一斉にスタートを切る。

君だけがもうダッシュで走り出す。

周りの仲間はなぜそんなに速く走るのかが

分からず今までのペースで走っている。




それに気づくのは早くとも中間テスト

期末テストが終わる頃。

1年後でも2年後でも気づかない人は

気づかない。




ちなみに数学においてはマラソンのように

スタートダッシュする君の姿は見えない。

皆が気づく頃には圧倒的な差が

ついていることだろう。




次回はもう高校数学が始まっていて、既に後続組になっている場合
スタートダッシュするための具体的な勉強法についてだ。


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