大医学部入試の初日まであと70日
センター試験まであと66日
医学部入試の受験コーディネーターの
オズポンです。
今までにいただいたコメント、メッセージに
お答えするコーナーの第二弾です。
いつもコメント、メッセージありがとうございます。
今回取り上げるメッセージはこちら
>埼玉医大はたしかエライ遅い日程もありましたよね。
ということで今回のテーマ
医学部の後期入試のメリット、デメリットについて
>埼玉医大はたしかエライ遅い日程もありましたよね。
そうなんです。
通常私立の医大はセンターの2日後から始まって
2/10で主だった日程が終了します。
その2/10以降に残っているのは国公立の2次を
除けば慶應義塾大と私立の後期日程です。
この後期日程こそが「エライ遅い日程」なんです。
定員を2つに分けて時期をずらして募集する大学は
全部で6大学。
2/16(日) 埼玉医科大学
3/ 1(土) 昭和大学
3/ 2(日) 藤田保健衛生大学
3/ 8(土) 近畿大学
3/ 9(日) 関西医科大学
3/10(月) 大阪医科大学
最後の大阪医科を受ける人は通常の医学部受験者よりも
実に1ヶ月以上も長く受験を続けるんです。
ここがポイントです。
後期日程の受験はかなり特殊です。
うまく使わないと、いろんな意味で損をします。
私個人で言うと積極的には勧めません。
本人の意思を尊重することが前提なので
受けたいというのを否定もしません。
が、あまり受けさせたくないのが本音です。
それはなぜか?
お勧めしない理由①
倍率がめちゃくちゃ高く、まず受からない。
ただでさえ人気の医学部。
一通り合否が出て、その上で受けられる
医学部には受験生が殺到します。
この成績ではまず無理だろうという生徒も受けます。
受験チャンス的に今年が最後と決めている
生徒は絶対に受けます。
しかし倍率は半端ないです。
例えば昨年の昭和大学。
Ⅱ期の募集定員20名に対して
志願者は2145名です。
倍率107倍です。
100倍越えです。
これは100人の中で1人というよりは
2000人の中で上位20名に入ると解釈
しなければなりません。
恐るべき倍率というか
とんでもない難易度です。
ちなみに昨年この昭和大学のⅡ期に
1次は通ったけど2次で落ちた生徒を
知っています。
その生徒はその年、国公立を受験して
横浜市立大学に合格しています。
そんなレベルです。
お勧めしない理由②
精神的に持たない。
このほかの人よりも1ヶ月以上受験を
続けることは、容易なことではありません。
それは単に1ヶ月受験が伸びるって
ことだけではありません。
たいていは同じ医学部を受ける友達がいて
その友達は早ければ1月の末に受験が
終了してしまいます。
次の年、また医学部を狙うことを決めていても
なぜか受験から開放されちゃうんです。
全然開放されていないのに。
そして、その終わった子がのんびりとしている
のを聞くと普通の状態ではなくなってきます。
12月、1月は周りのみんなが必死に勉強して
いるから頑張れたんです。
結果、勉強に身が入らない状態で1ヶ月を過ごし
逆に1月末にピークだった学力よりも落とした
状態で受験に臨むことになります。
お勧めしない理由③
次年度に向けた準備期間が短くなる。
その年で合格してもしなくても受験はおしまい
という人は別として、次年度も医学部に向けて
頑張りたいという人は単純に勉強の期間が短くなります。
もちろん上記の通り、なかなか身が入りにくい
という現実もあります。
しかし、もし本人が後期受験に向けて
すごく頑張れていても、準備期間が
短くなることは変わりません。
それは、2月の勉強は実践力を鍛える勉強
得点力をつける勉強だからです。
あと1年かけられるとなれば
基礎の欠落した部分をもう一度
構築しなおすことが可能です。
しかし、受験直前となっては
手を付けにくいのが基礎学力の部分です。
同じ勉強でも基本と実践では
まったくやることが異なります。
単純に勉強時間ではなく、その種類と順番
タイミングが重要です。
ではまったくメリットがないかというと
・・・あまりありません。
そもそも、難易度が変に高くなりすぎる分
割に合わない感じになります。
受験しても意味のある人はかなり限定されると思います。
しいて言えば
国公立に合格できそうな力があったが
体調を崩してしまい、センターはおろか
私大も全て結果を出せなかった。
しかも、今年何が何でも合格をしたいので
チャンスのある私大の後期にチャレンジする。
ってなパターンであれば受験する価値はあると思います。
十分な準備の下、前期で結果を出すようにしましょう。
また、次年度もチャレンジする可能性がある場合は
切り替えの時期を見極めることが肝心です。
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