つづきの反省会です。。。
<カミスン>
・ちばぎんが「中居さん、おびえてますよ」と失礼な発言をしたとき、
の子は「いや、俺の方がおびえてますよ」と返した。
の子は気遣いの人間だから、こういう時とっさに「やばい」と思える勘が働くんだなと思った。
これは自分の方がおびえているというアピールをすることにより、
中居くんのプライドを傷つけまいとしたし、
ちばぎんの失礼な発言もこの自然な返答で帳消しにしようとフォローしていた。
の子の気遣いが分かるレスポンスだった。
・みさことちばぎんが出しゃばる中、monoくんは一つも発言しなかった。
(の子に絡まれてはいたがw)
気が優しいという性格もあったのかもしれないが、
もし、これが計算で発言を慎んでいたのだったら、monoくんもずいぶんとすごい人間だと思う。
(いや、多分あんまり考えてないと思うけど^^;感覚的に、出ない方がいいかな、程度に思ったのかもしれん)
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さて、今回のこの「カミスン生放送事件」で、批判がたくさん出ましたが、
批判をしている人は何を思って批判しているのか。
・音楽番組をバカにしている とか
・歌を歌わないで意味のわからないことをしている。
・一体どの層に人気があるのか。馬鹿馬鹿しい。
・ボーカルが気持ち悪い
・ファンが気持ち悪い。またニコ厨かよ。信仰しすぎ。盲目。
とかですかね・・・ざっと見て。
音楽番組をバカにしている、とかちゃんと歌えよ、とかそういう意見に関しては、
「いつからそんなに優等生になったのか」と問いたい。
まず、の子はただなんとなく「ナルトを持って」「歌わずに」「暴れたかったから暴れたのか」。
答えはノーであると私は思う。
地上波初のテレビ出演だし、生放送だし、ここで大人しく歌って、果たして注目されるのだろうか。
いままでのの子の成り上がり方を見れば
そんなキレイごとで注目されようなんて思えないのでは。
2才^@^のコテ名でバンド板で荒らしまくったのが始まりで、急激にアンチを増やす。
しかしアンチの中にも「曲を聴いてみれば結構いいじゃん」と寝返る者も多く、
そこからファン層ができあがった。
時系列が前後するかもしれないが、
peercastでは他の配信者へ凸したり絡んだり、
交番や街中で騒ぎを起こして目の敵にされながらも注目を浴びることとなった。
雑誌に載り始めた際も、ロキノンを「老人雑誌」と罵り、他のバンドも雑誌上や配信で批判しまくった。
他バンドのファンはそれを聞いて当然怒るし、一体なんなんだこのボーカルは、と興味を持つ者もいる。
そんなわけで、かまってちゃん(の子)のアピールの仕方といえば、
「暴れる・批判する→アンチが激増する→その中でファンになるものがいる」
というやり方でファン数を増やし、成り立ってきたわけである。
そんな風に成り立ってきたわけだから、
今回だけ普通に歌って目立つなんてことは無理なわけで、
の子もそこのところは当然意識はしている。
それに暴れたと言っても、ゲロを吐いただとか、こうもりの死体を食いちぎっただとか
脱糞しただとか、つばを吐いただとか、放送倫理としてアウトなものではなく、
ただ単に「なるとをカメラに貼り付けて歌わずに走り回った」ぐらいなのである。
昔のロックシーンに比べたら(詳しく知らないけどね)本当に可愛いものなのでは?
他の人たちが、「これが私のアピールポイントだ」と思って一生懸命歌を歌うのと同じように、
の子はナルトを貼り付けて走りまくってパフォーマンスをしただけなのである。
それに今は放送規定だかが厳しくなって、良い子ちゃんしか放送されなくなったけれど、
ほんの20年前の、私が生まれたぐらいのテレビ番組を見ると、
普通に死体が映っているし、たけしも今じゃピー音で隠されるような発言をのうのうとしていたのである。
テレビというものはそこまで良い子ちゃんになってしまったのか。
周りと少し違ったパフォーマンスをしたぐらいで批判されるまでになってしまったのか。
私は、かまってちゃんが批判されるとかそういうことにショックを受けると言うより、
こんな可愛いものでも「放送事故」と騒ぎまくり、鬼の首を取ったかのように煽り、批判する、
優等生な世間とマスコミに怒りを感じたのでした。
最後に
『神聖かまってちゃんの“放送事故”に、ロキノン編集者が言及「最低限のルールをわかっていた」』
http://b.hatena.ne.jp/articles/201108/5726
こちらの方が至極まともな意見を言っていると思う。
『ロキノン編集者のブログ』