ついこの前、おじいちゃんが死んでしまいました。


父方のおじいちゃんなので、ここのブログに以前出てきたおじいちゃんおばあちゃんとは異なるのですが

おじいちゃんが死んでしまったときはやはり涙が出てきました。


前から癌を患っていて、父親が

「そろそろじいちゃんあぶないから覚悟しとけよ」

と言っていた矢先に、風邪をこじらせ、入院したその日に亡くなってしまいました。


身内が死ぬという経験は初めてなので、

おじいちゃんがベッドの上で苦しんでいる姿や

それを見守るおじさんと父親の重苦しい空気に

一体どう振舞っていいのか戸惑ってばかりでした。


おじいちゃんが亡くなった時、そばにいたのは父親だけでした。


直後に私とお母さんが来て、30分あとくらいにおじさんが到着しました。


よくドラマだと、親戚が見守る中、心臓が停止し、医者が「お亡くなりになりました」とか言うものだけれど、

実際はかなり淡泊なものでした。


死んでから30分くらい放っておかれて、口が開いたまま死後硬直が始ってしまうしで、

そんなおじいちゃんがかわいそうと思いましたが、それより、

そういう状態を見せつけられているお父さんのほうがかわいそうに思えて、

なかなか来ない看護師にイラつきながら呼びに行ったりしました。


30分後にやっと医者が来て死亡確認を行いました。


医師不足のせいなのか、よくわからないけど、あまりにも死体を放って置き過ぎじゃないか?と

少しイラっときました。



そのあといとこや叔父さんさんたち、といった、今まであまり顔を合せた事のなかった親戚が続々とやってきました。

そこからてんやわんや。


おじさん(父親のお兄さん)は葬式の手続きをするため奔走し、

ミドリさん(おじさんの奥さん)はいとこの三兄弟のためのスーツを持ってきて

おじいちゃんの上でスーツを並べるw

そんな中おじいちゃんの頭上で蚊が飛ぶw


ミドリさん「蚊潰したほうがいいかしん?」


おじさん「いいよ別に潰さなくてもー」


ミドリさんじいちゃん痒いよーっていうかもだけんwww


「wwww」


親戚みんなおじいちゃんの周りに集まって自分勝手にベチャクチャ喋っていましたw


20:30くらいに葬儀屋がやってくるということだったのでみんなで待合室で待つことに。


おじさん「こっから葬儀屋行くだけんが、みんなどうやって行くか。」


父親「俺は○○ちゃんの車乗ってくよ。」


スズキ無線(そういう店やってるらしい)のおじさん「おれあいつら乗せてくよ。」


おじさんヤマト(おじさんの子供。いとこ。私と同い年)が運転できりゃあええが、ペーパードライバーだけんな。

 まぁいい、ヤマト、お前霊柩車運転してけ


ヤマトくん「・・・ぇ・・・。」


はとこ?の娘「見てみてーねこーー」


おばさん「わーかわいいねー。(ビックスピリッツの表紙を見ながら)」


スズキ無線「ところであんたは大学どこへいってんの?」


「ああ私ですか、奈良のほうへ行ってますw」


こんな感じでわちゃわちゃと喋っていました。


私と母親は夕ご飯を食べずに出てきてしまったので、とりあえず葬式のスーツを買いつつ一旦帰宅。