昨日、暇だからためしてガッテンを見てたら、振り込め詐欺の心理特集をやっていて、
そこで実験台にされてた大学生の、相手に対する呼び方が「お前さん」で、萌えました。
「お前さん?ん?田戸岡さんか。」
「お前さん、田戸岡さんやないやろ」って。
NHKアナと山瀬まみにもツッコまれてました。
ブラックジャックも多用してましたけど、「お前さん」ってカッコイイですよね。
この「お前さん」使ってる実験者が誰なのか知りたくて、さっきまですっごい勢いでググってました。
実況スレで「どこの時代劇だよw」と言われてました。
私もこれから二人称「お前さん」にしようかな~。
「お前さん、今から一緒に海中クンバカせぇへんか?」 キリッ
はいはい中二病。
一昨日は、家庭教師の生徒の合格祝いで、
京橋花月の「茂造~閉ざされた過去~」を一緒に見に行きました。
感想は、一言で言うと・・・
辻本さんの自己満長編劇
ですね。
ん~、中身スッカスカよ、本当。
始めは、普段の新喜劇。
旅館で、別れたお父さんがやってきて、借金作ってきて、ヤクザがやってきて
茂造が解決して終わりみたいな。
山田亮さんの「許してやったらどうや~」あったなwあれ初めて見た。
新人の女の子(名前わからん)が自衛隊のギャグをやったあと、
山田さんが辻本さんにギャグを強要される場面があったんですが、
それが
「第196番ほふく前進ー!」(手足折り曲げて、左右に揺らしながら移動する)
で、私は結構面白くて笑ったんですが、客席は微妙な笑いで、何だか残念な感じになってました。
うーん、あれはセンスあると思ったのになー。厳しい。
で、そのあと、場面転換するんですが、その時の転換の仕方が下手糞でしたね。
浅香あきえさんが「なんでそんな破天荒なことができるの?ねぇ、茂造さん」
山田亮「僕も、知りたいです。茂造さんの過去。」
平山「一体なにがあったんですか?」
なにこの一致団結ww
さっきまであんだけバタバタしてたくせに、いきなり全員のベクトルが茂造に向くとかねぇわwww
ここら辺で一気に冷めましたね、「あ~辻本のオ●ニーだ~~~」とか思いましたね、正直。
で、ここで暗転して、茂造の過去へと遡るわけですが、
冒頭での、松下もえこさんの叫び声が凄かったですね。マジでゾクってしました。迫力あった。
そのあとの、死刑執行においての別所さん?の「死刑を執行する!」の大声とかも。
あそこら辺は、妙に緊張感が出ててよかったです。
再び暗転して、整形し、名前を変えた、「辻本茂造」が出てくるわけですが、
客が笑い過ぎ。シリアスな場面なのにクスクス笑ってるとかあり得ないわ。
どんだけ締まりないんだよ。集中できねーわ。
中島らもさんが、「人体模型の夜」をやってても、客はだらしなく開けた口であはははと笑っていた、
とかいう文章思い出した。
あと、後ろの方でおっさんが、松下もえこさんと兄さん役が似てない云々、大声で喋ってる。
低い声だから、割と目立つんです、マジでうるさかった。何度後ろ振り向いたことか私は。
町工場での、島田一ノ介さんの演技がよかったです。
なんていうか、普段の新喜劇では見れないボケをやっていたので、
ああいう笑いの取り方は新鮮で、見てて素直に笑えた。
あと、伊賀けんじさんも。あの人アドリブ上手くなったな~と驚きました。役も上手かったし。
烏川さんは、間近で見ると、顔がでかい。
っていうか、新喜劇の役者のほとんどが顔でかい。
ゲストの松下もえこさんの顔が異常なほど顔小さく見えた。
演出で辻本さんやら烏川さんやらが舞台下に降りてきて、目と鼻の先あたりにいた時もあったんですが、
辻本さん、アゴですぎだろ・・・と思ってました。
テレビで見るよりアゴですぎ。びっくりした。
最後は茂造が刺されて、死の淵に立たされながらもなんとか仲間のところへ帰ろうとするところで暗転したんですが、
この、何故刺されたのか、そして、青野さんになんてそそのかされてたのか、さっぱり思い出せない。
それぐらい、このシリアス場面に飽きてました。
だって、なんの捻りもない。
実は、始めの死刑囚は違う人で、辻本さんと同姓同名で、最後どんでん返しとかになるのかな~と思ったりしてたわけですが、結局なにも起らず。
普通に、死刑囚だった、ヒロインの兄を殺していた、仲間がいるから死ぬのは怖くない、とか。
ぜんっぜん、2時間近く、こんな辻本さんの自分大好き劇場に付き合わされても、こっちは飽きるっちゅうねん。
何で始めに殺された兄の方は、ナイフ一突きで即死亡だったのに、
辻本さんだとあんな死なないのかとか。
仲間がいるから、その気力で!とかいうつまらん言い訳しちゃいけないよ。
それに、なんで青野さんがそこまで執念深いのかとか。
悪事を暴露されたくらいで、「お前のこと絶対忘れへんぞ!」とか叫ばないだろ普通。
別に左遷されたわけでもあるまいし。そこまで恨むとは思えん。
すべて、辻本を引き立てるらめに役者を動かしてるようにしか見えませんでした。
辻本さんが演出とか主役=自分目立ちたい だから、という先入観があったから、
こんなひねくれた眼でしか見れなかったのかもしれませんが、
正直言えば、あのシリアス展開はいらなかった。
話がひねられてなく、何を言いたいのかもわからなかった、つまらなかったです。
それに、辻本さんは、やっぱり喜劇が似合うんだな。
シリアスな演技は全然似合ってませんでした。最後のシーンが微妙で、見てて疲れました。
面白かったのは、始めの新喜劇と、最後の舞台挨拶でしたね。
鈴木つかさと別所さんがなにやら話していたり、
伊賀けんじさんと山田亮さんと役所さんの嬉しそうな顔とか。
というか、舞台上の全ての人が、すっきりした、いい顔をしていたのが印象的でした。
この人たちは本当に舞台がすきなんだろうなぁ、というのが伝わってきました。
他にも、島田さんの「はらたつのり~!」とか(これ受けたわw客席からも「はらたつのり~!」とか叫んでる人いたし)
あきえさんの話とかも面白かったです。
「いいことしたら自分に返ってくるから」と言って、
信濃さん?が、あきえさんに2000円のオムライスを奢ってもらって。
そしたら、そこの店員さんがあきえさんのファンで、オムライスを1000円にしてくれた。
あきえさんは「やっぱりいいことは返ってくるのよ~♪ラッキラッキー♪」
と言って、ラッキーラッキー♪と踊ってたら、
そのままの勢いで壁に激突してた、とか。
それにしてもあきえさんは綺麗だったなー。最近ピーターに見えてきた、とか言われてたがw
アシメの髪型が似合っててよかった。
辻本さんが「その髪型、始め見たとき失敗したんかと思ってたわー」
あきえさん「これはねー!アシメトリーよ!」とか言ってたww
それに、性格が本当好さそうってのが伝わってきた。関西のオバチャンだったしね。
今回は長すぎたのがちょっと傷でしたが、
役者を間近で見れたし、楽しい三時間でした。