前回からマスタリーゴールについてちょこちょこ書き出しました。

 

テスト

ざっくりと、「長期的に見たらマスタリーゴールのがいいよねー」ということを書いていたんですが、今回は
 
「マスタリーゴールをもって授業に望むといいよ」というお話。
 
 
 

 無作為に参加校を選び2015学年度の開始から2ヵ月後にデータが評価されました。これらの分析では、803人の平均14、5歳と41人の数学教師(男性58.5%、教員経験年数M = 21.68)が参加しました。学生の半分がGymnasium(ドイツの中高一貫51.60%)でもう半分は公立中学校だったそう。

 

いつものように測定するのですが、前回とちょっと違うのは、

「本当に理解することが授業の目標だ」

 

みたいに、個人のゴールではなくて、授業に関してのマスタリーゴールを測ったところ。

 

 

 

 

 で、授業でのマスタリーゴールとなんの相関が得られたかというと、、、

 

・授業でのマスタリーゴールが高いほど内発価値が高い

これは内発動機に近い概念で、個人が「それそのものを楽しめているか」の尺度。

 

・授業でのマスタリーゴールが高いほど達成価値が高い

個人的な達成感も高まるかも。

 

・授業でのマスタリーゴールが高いほど実用価値が高い

実用価値は、「どれだけ社会に使えるか」と思っているかの尺度。これが高いほど、理系の進学率も高まる。

 

 

という結果に。

 

 

 というわけで、授業でもますたりゴールを持った方がいいねという話でした。とは言え、そうそう持てる目標でもないのがむづかしいところ。次回は、どうしたらマスタリーゴールを持てるか?についての研究を紹介します。

 

参考

Teacher enthusiasm and self-efficacy, student-perceived mastery goal orientation, and student motivation in mathematics classrooms