前回のテストを受けていただけたでしょうか?

 

テスト回 

 実は今回もエフィカシーのテストでした。エフィカシーに関してはたびたび取り上げているのですが、今回は学問におけるエフィカシーの話。シャンクによると

「指定されたレベルで与えられた学問的任務を果たす能力に関する学生の信念」

 

との定義。一般的なエフィカシーに似ていますが、こちらは学問に特化した定義になっております。

 

 

ちなみに、今回の参考文献では、スコアの平均が3、27となっております。ご参考までに。

 

では調査の話。

 

 

 今回は1998年におこなわれた、韓国のソウルにある女子大学の学部学生168名が対象の調査で、主に教育学部の2年生だったそう。学期始まりにエフィカシーを調査するのですが、一般のエフィカシーの他にも学問におけるエフィカシー、キャリアに関するエフィカシーなども測定したんだとか。さらに、(1)後期の3週間前、(2)後期の、(3)後期の2週間後、および(4)学期最後と4回にわたって繰り返しアンケート調査を行った模様。

 

 で、結果はというと

 

・エフィカシーは、時間経過であまり変化がなかった。

 

・後期のエフィカシーが高いと、その後の成績が高かった。

 

・成績と、その後のキャリア選択には有意差がなかった。

 

 

という結果がえられました。

 

 

、、、、なんともパッとしない結果ではあります。

 

 

 まあ、この調査自体が韓国限定の調査であること、女性限定であることなどデータに偏りがあるので、なかなかいい結論が出なかったのかもしれません。しかしながら、エフィカシー自体が大事な概念なのは周知のところ。次回以降は、なんで大切なのかを(ちょっとお詫びも兼ねて)書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考

Role of Self-Efficacy and Task-Value in Predicting College Students’ Course Performance and Future Enrollment Intentions