いつもご覧いただき、ありがとうございます。
5月20日。試験の準備や広報の仕事から逃げています。
今回は本の紹介です。
↑平凡社HP
最近の本ではありません。岡潔は数学界で知らない人はいないくらいの
レジェンドです。
↑スタディサプリのHPにも
図書館で借りて読んでおります。
岡潔は数学を「百姓」に喩えています。
これがビビッと来るものなのです。
その理由は書籍で!
数学なんて何の役に立つのか、という話は結構ありますよね。
中高生ならまだしも、大人までいう方もいます。
コスパ、の時代。すぐに役立つものを追い求める流れになってきました。
しかし、学問にコスパを求めるのはどうなのでしょうか。
簡単に理解できないから学問なのであり、それがいつ花咲くかは誰も分かりません。
絶えず意識をしていると、ああ、という瞬間がきます。それを見逃さないことです。
それを理解して、何になるかは分かりません。しかし、その「ああ」は生きる上で
非常に大事なものだと思います。
ああ、とはワクワクであり、好奇心の芽生です。ワクワクって、楽しいじゃないですか。
そのワクワクって、人に伝えたいですよね。
数学で綺麗にまとまった感じは、私も授業で伝えたいです。
難しい問題が綺麗に纏まるあの感じ。
誰もついてこなくてもいいです。ただ、ワクワクが伝わってほしい。それだけです。
今回の本を読んで、そんなことを思いました。