いつもご覧いただき、ありがとうございます。
実はちょいちょい読書をしておりますので、紹介です。
↑集英社HP
ルポ 無料塾 「教育格差」議論の資格
購入して読了しました。
恥ずかしながら、無料塾というものの存在すら知りませんでした。
この書籍は無料塾の紹介、がメインではなく、教育格差というものが
中心になっています。
私学の無償化や3人扶養の大学無償化など、格差を是正しよう
という動き?がありますが、この格差は是正できるものなのか、
という点が焦点になると思います。
そもそも都心と地方では教育のシステムが異なります。
学校の数、予備校の数を見ても然りです。
スタディサプリが画期的な存在になっていますが、情報量は
全く異なるわけです。
都心と地方では賃金が異なるため、簡単に教育へ捻出できるような
状況でもない場合があると聞きます。
本校の生徒でも、簡単に参考書が買えない、塾に行くなんて
ありえない。という声も年々聞くようになっています。
それに対して、1週間で50万円以上かかる海外留学へ簡単に行ける
家庭も存在します。
本校は私学ですが、その中でも差は生じています。
もっと深掘りすると、簡単には表せないような状況もあると思います。
この書籍を読んで、そうしたことをもっと学ばないといけないと
感じました。
ぜひ、ご覧ください。