いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 

上靴に穴が空いたので、新たな靴を購入し、ややご満悦です(笑)

 

10月も終わりに近づくと、大体の受験生の完成度がわかってきます。

良くも悪くも。

 

今年の生徒を見ていると、うーんという感じです。

知識が足りない、というのはふさわしい言葉でしょうか。

 

「閉区間[0,1]における定積分1/(x^2+1) dxの値は?」と聞かれると、

x=tanθとおくのですが、すぐに出てこないのです。

 

様々な勉強法が跋扈しておりますが、まずは知識でしょう。

解の公式を知らないと、2次方程式を簡単に解くのは難しいじゃないですか。

 

自分で作ることもできますが、時間を要したり、作るための前提知識がないことが

あるため、うまくいかない様子です。

 

知識が抜けている場合はどうしますか? 教科書に戻るのです。

生徒は教科書に戻っている様子ですが、ややその量が多いのではないでしょうか、

と思うことが多々あります。

 

現役生は最後の最後まで知識がモノにならないのです。それは指導者側をヤキモキさせます。

ですが、こちらが焦ると全てが水の泡ですので、冷静に(皮肉を込めながらでも)覚えるように

念を押すのです。

 

全く押さないのもまずいと思いますし、ガンガン押しても糠に釘だと思います。

これが難しいし、受験指導の醍醐味です。