いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今日は教科書会社の営業さんが来校されました。
新しい参考書をお持ちくださり、色々お話を
伺いました。
最近の参考書は何種類もあり、生徒から見ると
どれを使おうかなかなか悩むところですよね。
しかし、学校によっては営業さんに対して、
「こんなに持ってくるな!」
という方もいらっしゃるそうです。
営業さんとしては商品を売りたいために各学校を
回っております。もちろん、数学の知識がある訳では
ありません。営業さんによっては、数学について色々
訊いてくださることもあります。
ですが、「もっと勉強してから来い」という方(=教員)
もいるようで、営業さんは困っているようでした。
やはりどこかで「問題集・参考書を採用してやっている」
という意識があるのでしょうか。それは大変おこがましいことです。
最近の参考書・問題集は大変よくできています。個人的には
私の学生時代に欲しかったくらいです。これらは時代とともに
進化し、研究されてきています。それほど、多くの方の想いを
載せているのです。式の係数をどれにするか、何時間も会議を
するらしいです。
それを簡単に踏みにじる教員がいるのは心外です。
問題集をきちんと読めば、その想いは伝わるはずです。
その方(々)はきちんと読まずに、生徒へ配布しているのかもしれません。
営業さんへの態度は間違いなくその会社中に伝わっています。
というか、話題になっているようです。
私は校舎の入り口まで見送り、最後まで頭を下げます。
これは当たり前のことです。
こういう教員もいるんだな、と今日は驚きを隠せませんでした。