いつもご覧いただき、ありがとうございます。
少々遅れていますが、元気な時は記事を書きます。
書きたいことはたくさんありますので、どんどん
書いていきます。
この日は教育系のシンポジウムに参加しました。
対面だったので、気持ちも上がってきます。
最近のイベントやセミナーはほとんどオンライン
ですので、やや緊張感に欠けます。自分の問題ではないか?
と言われたこともありますが、やはり対面でないと真剣さまでは
伝わりません。
最近の数学を解く上での話になりました。
わからない問題があったらどうしますか?
頭の中で寝かせておいてじっくり考える、という
ことが減っているのでは? という話題になりました。
受験生上位層(=東大・京大志望者)でも、すぐに答えを知りたがる
生徒が増えているそうです。それは普段の授業を見ていても感じることです。
生徒「答えは5ですか?」
私「惜しいね! ちょっと違う。」
生徒「じゃあ、4?」
よくあるやりとりかもしれませんが、できる生徒でも起こることです。
すぐに答えを知りたい、分からなかったら教員が板書するのを待つ、という
生徒は増えているように感じます。
そういえば、私自身もじっくり考えるということができていないと思います。
時間がない中で予習をすると、問題の答えをさっと確認しないといけません。
それを繰り返していくと、習慣化されてしまうことに気づきます。
教員になって思うことは、粘りがなくなったこと。
学生時代は1つの問題にあんなに考えていたはずなのに…
ちょっと甘ったれているな、と思った瞬間でした。