いつもご覧いただき、ありがとうございます。
なかなか授業準備に追われていますが、なんとかやっています。
SNSで「授業準備ができていない」という投稿があり、
「私も同じです」という反響が来ているのを目撃しました。
え、授業準備をせずに授業できるのでしょうか?
ちなみに、答えはYesです。何度か授業をしたことがあれば
その感覚とノリでやることができます。
ちなみに、中高には「指導書」というものがありますので、
教科書のどこをどうやって教えればいいかが書いてありますので、
それを見ながらやればいいのです。だから準備はなくてもいいのです。
しかし、私は急な代講以外、準備をしないで授業に行くことはありません。
この問題からわかることや、生徒ができていないところを考え、
伏線を張りながら授業を進めるため、準備をしないでは授業が成立しません。
なんなら、教科書の内容を頭に入れておいて、教科書を見ないで
授業をすることがあります(当然、生徒は見てもOKですよ!)。
昔はノリと勢いで授業をやっていました。
しかし、それ以上成長することがないことに気づき、やめました。
教えるべきことを教え、教えすぎて生徒が勉強しなくならないように
注意を払っていますし、嘘を教えないようにも気を配ります。
さらに、生徒が間違えやすいところを強調したり、疲れたところで
余談を挟むようにします(余談はほぼ思いつきです…)。
それをする最大の理由は
大人がしっかりやることを生徒に見せる
ことです。
先日の面談で
「教科書を見ないで授業ができるのがすごい」
と生徒に言われました。見ている生徒は見ています。
どんなに忙しくても、大人が大事なところで手を抜いてはいけません。
なお、一番の問題は、授業準備ができないほどに忙しい教職の
根本にあります。頻繁にニュースになっていますが、現実問題として
解決に持っていってもらいたいです。そうでないと、教育の質が低下していきます。