いつもご覧いただき、ありがとうございます。
高校生の大会が近いので、慌ただしくしております。
土曜日は授業後にすぐ部活動ですので、夕方に自席へ
帰ってきます。
特に中学生は結構やる気ですので、しっかり相手をしなきゃな、と思っています。
中学生に登山の指導ってどうするの? と訊かれることがありますので、
こうしたことを教えています。
↑マウントインのHP
まずは歩き方です。
登りの歩き方や下りの歩き方は学校でも教えます。
学校には坂がありますので、坂で歩いてもらいます。
なぜ下りで滑落事故が多いのか。
体重の掛け方や足の置き方を見ながら部員へ話をします。
実際に登山に出かける際も、危険事項以外説明はせず、
いろいろと細かな失敗をしてもらうようにしています。
最初は手さげを持ってくる生徒もいますし、
水ではなくジュースを持ってきてしまう生徒もいます。
登山中に手に何かを持つと怪我のものですので、下りの際には
注意をするようになります。
ジュースの生徒は、登山中に喉が乾いて、ゴクゴク飲んでしまい、
さらに喉が乾くことになりました。
私が多めに水を持ってきたので、なんとかなりましたが、
それ以来誰もジュースを持ってくることはなくなりました。
むしろ先輩から「ジュースはダメだ」と後輩へ指導が入るようになりました。
技術的な失敗は大いにすべきだと思いますが、
怪我に関わるような失敗はすべきではありません。
それを予防するような活動をしていますし、
年に1回は保健室を借り切って、包帯やAEDを使った処置も
しています。徐々にですが中学生でも逞しくなっていく
姿を目の当たりにできます。