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この日は休校でしたので、部活動に精を出しました。
高3生が最後の大会ですので、その練習をしました。
大会はクライミングです。
大会で登る時間はトータルで10分もありません。
その10分のために何時間も登るわけです。
そして10分登ったって、全国に行けるのは男女数名です。
参加者のほとんどはたった10分登って終わりなのです。
それでも生徒は必死で頑張るわけです。
大会に爪痕を残さないと分かっていても頑張って登るわけです。
それはどうしてでしょうか?
生徒は登りたいから登ります。
それ以外に理由はないのです。
だって、「今日はもう終わろうか?」と言ったら、
全員が「嫌だ」と言うんですよ。
登りたい、上手くなりたい、強くなりたい、以外に理由はないと思います。
学校にいるとつい結果ばかり追いたくなる瞬間があります。
それは一部の結果を出せる生徒にはいいのですが、それに追いつかない
大半の生徒にはきついのではないでしょうか?
私自身、山岳スポーツは「無事で帰ってくる」以外の結果を求めるべきでは
ないと思っています。基本的にそのスタンスで生徒にもあたっています。
それが伝わっているかどうかは分かりませんが、生徒は楽しく登っていますよ。
クライミングでも登山でもぜひ始めてみませんか??⛰