いつもご覧いただき、ありがとうございます。
試験2日目は、出張の許可をいただき、予備校の
研修会に参加をしていました。
当然、大学入試情報もあるのですが
(一部はこちら↓でもご覧いただけます。)
個人的には受験時の保護者の姿勢が気になりました。
私は「見守る」スタンスなのですが、親からすれば声を出したく
なるものです。そこで親子のバトルが生まれたりするのがよく聞くパターンです。
そのスタンスが変わると、親が子の受験校を決め始めます。
子も「親が薦めるところだったら…」と言って受験をするのです。
そう、今の受験生は親の意見に大きく影響されることが多いようです。
親が「ここ受ければ?」というと受けるし、「これじゃぁだめよ」と
いうと、その気になって受けないのです。
前のクラス(高3)でも、親が受験校リストや受験カレンダーを作ったりしていました。
面談中が親がほとんど話をし、子はほとんど話さないか相槌を打つだけという
光景が複数ありました。
「うちはこんな学校受けません!」と親からメールが来たこともあります。
面と向かっては言いませんが、親が自立のチャンスを奪っていないか、と
心配になります。
親の影響を受けやすいのであれば、高きを目指させるように仕向ければいいのです。
ここまでできるんだったらもっと挑戦しなさい、とかできるはずです。
ここまで読んでいただくとわかるのですが、受験校の調整をする際に親に話を
もっていく方が時間を要します。「先生に任せます」と言われるとどれだけ楽か…
でも責任も伴うので、注意が必要です。
これからの受験のキーワードの1つは「親」です。
以前(1990年代)の常識で話をされることもありますので、
こちらも準備が必要なのです。