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今週が本校のオンライン授業の最後らしいです。
オンラインになって分かったことは、
・生徒でも教員でもオンラインの方がいいという人は
一定数いる。
・オンラインの方が安心する(周囲のざわつきがないから)という人もいる
ということです。私は対面授業派なのですが、オンラインに助けられている人の
話を聞くと、そういう人の気持ちを考えてあげたほうがいいな、と思います。
本来は選べるようにすることが「公平」なのでしょうが、登校してこそ
全日制の学校の意味があります。しかし、それに合わない生徒がいることに
目を背けてはいけません。
やはり、そういう生徒にも手を差し伸べる仕組みがあってもいいのではないか
と思います。オンラインでも出席を認めたり、実技教科でも配慮をしたり、と
考えられることは多いと思います。
それだと通信制高校と変わらない、という意見もあるかもしれませんが、
そういう区別をする時代では無くなってきてほしいです。
教員にも得手不得手があります。全部やりなさい、ではどうしても歪みが生じます。
オンラインがうまい人はオンラインで、対面がうまい人は対面で、
授業も多様性を持ってもいいのではないでしょうか?
「どちらか」に迫られると、人間は疲弊してしまいます。
本校も今は疲弊モードに入っている気がします。
選べる余裕があるのであれば、見える未来もあるのではないでしょうか?