いつもご覧いただき、ありがとうございます。
はい、昨日も寝落ちです…
今日で夏季セミナーも3日目になりました。
普段教えていないクラスにもいきますが
「授業がわかるようになった」という声をいただきました。
授業はわかるものであるはずなので、今後もわかる授業を展開して
いきたいと思います。
さて、あるクラス(高1)の授業で食塩水の問題を扱う時がありました。
私:「濃度ってなんでしょう?」
→私はまず言葉の説明から入ります。
生徒:「………」
私:「訊いていきますよ! 〇〇さん」
生徒A:「えっ…」
生徒B:「分かりません」
生徒C:「100分の、食塩の重さ」
生徒D:「無理です」
………
こんなやりとりが複数名続きました。
その後で濃度の説明をしましたが、方程式の文章題でやった問題が
ごそっと抜けるんですね。
濃度の式を丸暗記していれば、間違いなく抜けると思います。
私は「果汁何%の意味」を例に出して話すのですが、
普段から意識をしていないと考えるのも難しいですよね。
今回も果汁100%ジュースを例えに、色々話をしました。
食塩水の問題は、当然のことながら、濃度の意味がわからないと
解けません。速さの問題と同じです。「みはじ」か「きはじ」かが
問題ではなく、速さが一定時間に対する距離の割合(実際にはdx/dtなんですが)
であることを知っておかないといけないのです。
生徒は教科書の内容を「覚えるもの」として認識することがあります。
しかし、数学に関しては理解をするものが多いということを教える必要が
あるので、そういうところを補いたいと思っています。