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自分のクラスの授業、約数の個数を扱いました。

 

↑高校数学の美しい物語より

 

ただ、教科書を教えるよりも、やはり問題を考えることで色々学んで欲しいと

思い、こんな問題を出しました。

 

ab=2010 (a, bは正の整数かつa<b)

となる(a, b)の組は何個あるか。[東邦大]

 

思った通り、生徒は素因数分解をして、ゴリ押しでそのような

組を見つけていました。生徒のノートには頑張ったあとが見えました。

 

しかし、2010の約数の個数は16個(計算は割愛します)なので、

1×2010, 2×1005 …

と約数どうしの組み合わせでそのようなa, bが求まるため、8個とすぐわかります。

 

結構これには感動をしてくれました。

 

授業後も質問に来たりするようになったので、少しは軌道に乗って来たかな、と思います。

やはり教科書を読んできてもらった方が、入りもいいような気もします。

これはやり進めながら、色々検討していきたいと思います。