いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 

今日も会議が3つでした。

最近は、会議のために出勤しているような

ものなので、面白いとは言えないです。

その合間に問題集とかを発注しているので、

もはや教員のために仕事をしている感じがします。

 

さて、昨日の問題です。

 

 

a+b+c=1 (a, b, cは実数) のとき、

  a^2+b^2+c^2≧ 1/3

 を示せ。

 

いかがでしょうか。

復習がてら私も解いてみました。

 

解法1

 

 

文字を減らすと、2元2次式になりますので、

平方完成するオーソドックスなやり方です。

問題集もこちらの方法が多いのではないでしょうか。

 

 

解法2と3

解法2はコーシー・シュワルツの不等式です。

 

 

↑高校数学の美しい物語より。参考にご覧ください。

 

つい等号成立条件を忘れそうになります。

 

 

解法3は面白いですね。

それぞれ1/3を引いて、条件式の右辺を0にします。

すると式変形がきれいにいくのです。

(私は思いつきませんでした…)

 

解法1の労力の半分だということがわかります。

ほほう、勉強になる〜

 

解法4

a+b+c=1から平面x+y+z=1上の任意の点(a, b, c)と見れるかが

ポイントです。数学ⅡBを勉強した後であれば、

生徒に見方を教えたいです。

 

 

↑同様に参考にご覧ください。高校数学の美しい物語です。

 

1つの問題で、色々遊べます。

コーシーシュワルツも、平面と直線の距離の公式も

教科書の中だけだと馴染みが薄いので、こういうところで

活躍させるといいと思いました。

 

 

また、色々ご紹介させてください。

 

明日から生徒が登校します。また嵐の日々です。