いつもご覧いただき、ありがとうございます。
2日サボりましたが、この2日は休みをもらい、
被災地を巡ることにしました。
あれから10年となりますが、ニュースや過去の映像を
見るよりも、自分で行って見たことをこれから還元していくことこそ
教員には必要だと感じておりました。
↑石巻市・日和山公園
https://www.nhk.jp/p/ts/83GQQ74W8J/
↑こちらのドラマの舞台でした。
震災当時は多くの方がここに避難したそうです。
鳥居からは復興しかけている街が映ります。
石巻は過去にも訪れたことがありますが、
どんどんきれいになっています。
↑ 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
(旧・気仙沼市立向洋高校)
25mの津波に襲われただけでなく、近くの工場がぶつかったために
甚大な被害が出たそうです。
生徒は高台へすぐに避難したために無事でした。
しかし、高台に避難できなかった近隣住民の方で命を落とされた
方もいらっしゃったそうです(近くに慰霊碑がありました)。
学校の震災遺構を見ると、考えさせられるものがあります。
この学校のように迅速な避難が生徒を守った例もありますが、
大川小学校のように、そうでなかった例も存在します。
教員は、どんな理由があっても、生徒を死なせてはいけないのです。
最後はこちらです。
↑高田松原津波復興祈念公園・道の駅高田松原
最近にオープンした施設です。
気仙沼からはBRT(JRのバス代行)で移動ができます。
かなりバスが走っているので、結構便利です。
こちらで14:46を迎えました。
鳴り響くサイレンに多くの方が海に向かって黙祷を捧げました。
↑奇跡の一本松
歩いてみるとわかるのですが、まだ津波のあとが
随所に残り、復興に向けた動きが見えます。
逆に考えれば、まだ傷跡が癒えていないのです。
展示物を読んでみて分かったのは、「迅速な行動」です。
マニュアル通りに動いていては、命を落とすかもしれません。
震災で被害がほとんどなかった子どもたちにとっては
まだ実感がないのかもしれませんが、自然災害は
いつどこで起こるかは分からないものです。
だからこそ、普段から身を守るための行動を考える必要が
あると思います。