いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日はグータラしていましたが、

今日はとりあえず仕事っぽいことをしていました。

 

今日はこちらに参加していました。

 

 

 

今年はオンライン開催ということで、

動画を試聴しました。

 

数学の話題を出します。

 

共通テストの数学では選択肢型の出題が

多かったことも注目を集めました。

 

例えばこの問題

 

ⅠAの第5問の最後です。

個人的には難しかった印象があります。

 

AHの長さを求めてから、方べきの定理を満たすものを選ぶ

 

という流れになっており、セソができないと タ が選べないと

思いますが、実は東進の再現答案ではセソよりもタの正答率が

高かったようです。

実はタの①、②がそれぞれ4割弱の選択率であったようで、

事実上の2択だったことが分かります。

 

確かに、前の問題を解いていくと、⓪はありえないことがわかるし、

③を選びたくない心理も見えます。

 

重要なのは、正答率ではなく、これが数学力を測る問題として

適していたか否かだと思います。

 

 

定期試験でもありますが、途中式を一切かかず、答えだけ書いてくる

生徒は一定数います。特に問題集と同じ問題を出題したときはよくあることです。

 

「問題集の答えを覚えていた」

 

というのが事実なのでしょうが、定期試験としてはまずいことです。

測るべき力を本当に測ることができたかどうかは検討が必要だと思います。

 

 

今回の共通テストでは、他にもそのような状況も問題があったので、来年以降は

どうなるかが注目されます。

 

 

共通テストの対策としては、「数学力」を鍛えることが重要であるということです。

きちんと問われていることに立式し、計算過程を経て答えを出す、という当たり前の

ことを当たり前のようにやることが重要だと思います。

 

自分の生徒を見ていて思ったのが、意外と模試の復習が追いついていないということです。

模試は受験勉強で格好の教材ですが、不明点や疑問点をしっかり潰していかないと

点数や偏差値に一喜一憂します。それで自分の首をしめた生徒もいました。

模試を受けて形式慣れすることは重要ですが、それに押しつぶされないように

したいです。