この学校に入らなきゃよかった。
今日の授業で中1生に言われた言葉です。
昔だったらめちゃくちゃ悩んで、生徒に
「この学校にきてよかった」と言われるようになろう、とか
考えて色々やったんだろうな、と思います。
今はそうではありません。
そういう思いは、誰しもが抱くものだと思います。
私も、母校に対してそう思ったことはあるし、
職場に対してもそう思うことはあります。
大事なことは、目の前のことに精一杯取り組めているかどうかと
どんな人に出会ったか、だと思います。
どんなによくない学校や職場でも、どんな人とどんなことをしたのかは
すごく大事になると思います。
私ができることは、その生徒がやりたいことを応援することです。
頑張ったことを(褒めるというよりかは)認めてあげることです。
もし、最後までその生徒が本校への入学を後悔したとしても、
何かを残せるかもしれません。
教育の価値は、最後に何を残せるかで全て決まると思います。