いつもご覧いただき、ありがとうございます。
昨日はずっと慌ただしく過ごしていたので、記事は書けませんでした。
書けない時は無理をしません。
今日は都内へ研修に出かけました。
私のキーワードの1つが「教科横断」なので
その話題の研修に参加しました。
いくつかの学校では教科横断型の授業が
日常的に行われていますが、多くの学校では
教科ごとの授業が行われています。
時代は教科を超えた思考力を求めており、
昨今の入試問題がそれを訴えています。
早稲田の政経や青山学院などのでは「総合問題」が
来年度から出題されることが決まっており、
授業の中だけで対策をとるのは難しいでしょう。
https://cdn.aoyama.ac.2xx.jp/wp-content/uploads/2020/07/ad_2021exam_info_subjects_20200721_s4K7f.pdf
↑青山学院大学の入学者選抜の概要(7月18日更新分)
共通テストの国・数・英もそうですが、
文章の中に図表・グラフが挿入されると
それを合わせて読まなければならないので、
(非連続型テクストといいます)
ただ「教科書だけを」やっていても力はつきにくいのではないでしょうか。
今、問われているところは、「1つの問題を別の切り口でみる」ことだと思います。
私の専門である数学は、別解として色々な解き方を提示することができます。
それも見方としては大切なのですが、時には理科や社会の観点から問題を見ることも
必要なのではないでしょうか(問題にもよりますが)。
あとは、生徒自身がこのような問題を楽しめるか、教員が楽しい題材を
提供できるか、の2点は重要であると感じます。
学校にそういうチームや部署があるとやりやすいのでしょうね。