いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 

今日は授業が少なく、のんびりしようか、と画策していましたが、

放課後は面談や質問などで大盛況でした。

 

16時頃から忙しくなるのに、教員(本校)の定時が16時なんて

矛盾しているとしか思えませんが…

 

 

さて、高3の授業では初めて東大の問題を扱いました。

本校は進学校というほどではないので、あまり難易度の

高い問題を扱うのはどうか、という風潮がありますが

必要だと思えばやります。

 

扱ったのは、17年度の理系第2問

 

 

↑問題です。

 

生徒をやっつけたいのではなく、

様々なパターンで実験して、規則性を見つけてほしい

という思いで出題しています。

 

確率が苦手な生徒ほど、手が動かない現状があります。

なので、「色々実験をして手を動かしな〜」とかいいながら

やらせています。

 

すると、規則性を見つける生徒は出てきます。

かなりいい線にたどり着く生徒もいます。

 

ただ「やりなさい」では解答にたどり着かないかもしれませんが、

「どう」手を動かすかを示せば、答えようとするものだと思いました。

 

この授業の次は中1です。

説明もなく、方程式

 0.3x-1.7=0.4を解け。

と自分なりに解いてごらん。

(上の問題とのギャップ…)

 

というと、

 ①そのまま解く

 ②10倍する

 ③分数にして通分する

で大きく分かれて解いています。

 

手を動かす生徒は強いです。

なかなかできない生徒もいましたが、

ほとんどの生徒はどんどん解いています。

とりあえず、全員のノートを授業内に見ることができました。

 

あまりやりたいことはできませんでしたが、

生徒がずっと解いていたから、いいかな、と。

 

最近、解説のスピードにムラがあるから、

もっと気をつけないと、と結構気にしています。

 

授業って本当に難しいですね。